4月、地域みらい留学生活始まる

初めての電話は涙声

入学式後、笑顔で別れたのは昨日のこと。
さくっとさっぱりと。
帰り道は私が切なくなるほどだったのに。

スマホが使えないから何もできない

寮のWi-Fiは授業用のタブレットのみ、個人用としては使用出来ないと説明があったとか。GBを確認したら残りわずか。行きの車で使いすぎたらしい。

さみしい、何にもすることないし、できない。
この時間をどうしたらいいのかわかんない。
しぼりだすような声でしゃくりあげながら話す。

家では怒ることはあったが泣くことはあまりなかった。

いきなり心配になった。

スマホなくたってなんとかなるでしょ！と
叱咤したい気持ちを押さえながら、ひたすら話を聞く。余計なことを言わないように、こっちもつられて泣かないように集中すること30分。

散歩してくる。
近くのスーパーでお菓子買っていい？
もちろん！好きなだけ買いな。

自分で解決策をみつける

しばらくすると本の表紙の写真が
LINEに送られてきた。
町の図書室にWi-Fiがあったらしい。

司書の方に展示の手伝いをしてほしいといわれたこと。
こちらでは見かけない推しの本を見つけたこと。
好きなバームクーヘンを買ったとのこと。
お菓子の種類が少ない上高かったとのこと。
声は明るかった。

親から離れて自分で解決する術を見つけた
些細なことだけど自分で解決した

初日にして大きな一歩だ
母も泣きました（笑）

そういえば
帰りたいとは言わなかったな
これが自分で決めるってことなのか
２号なりに覚悟して
実家を離れたってことなのかな

地域みらい留学 | 地域みらい留学