ピアノマンとロックンロール
さかいゆう、ビッケブランカ、藤井風、Official髭男ism・・・気が付けばピアノマンの虜になっていた。
しかし私は古いざらっとしたロックをこよなく愛する人間だ。10代の頃からロックには目が無く、20代の頃に一人でthee michel gun elephantのドキュメンタリー映画を見に行った程である。何故急にピアノマン?と考えてみる。思い起こせばその昔、「リチャードクレイダーマンが好きで聞きに行ったことがある」と、母に聞いたことがある。不思議なものだ。
母から直接にリチャードクレイダーマンの音楽を聞かされた訳では全くない。それでもちゃんと好きなのだ。つながっている。
ロックが好きだと先に書いたが、実は父が生粋のロックファンであった。ロックを好きという事は聞いたことがありビートルズのCDを贈ったことがある。後で聞くと「ビートルズはつまらない」と言う。じゃあ何が好きと聞くと「ディープパープル」と。こちらも直接、ロックの話をしたことなど一度もない。なのに私はロックが大好きだ。
直接話したことがなくてもちゃんとつながってると実感した、ピアノマンとロックンロールについて思い起こした夜だった。両親とのつながり、これぐらいが丁度いいのかも知れない。
それにしてもピアノマンがこんなにたくさん活躍する令和は、私たち親子にとって天国かもしれないな、などと感じながら、藤井風のフリーライブのyoutubeを楽しんだのだった。