飛鳥ひなｻﾝ EX山ボイス2021 感想

 飛鳥ひなさんの山ボイスもう皆さんお聞きになられましたか？まだって方は今すぐに買って聞いてきてください。感想も書いてますが本当に良いので是非。

 さて、今回はEXを聞いてきたので感想を書いていきます。正直、良すぎて語彙力が低下しているので、まともな文章が書けませんがご了承ください。

※ここからネタバレ有

 まず一言目の、｢あのね｣で死にました。聞いたあなたも死にましたよね？分かります。特に僕はボイスを買ったのが初めてだったので、よりダメージを喰らいました。

 恥じらい、戸惑い、焦り、緊張、これらの感情がギュッとなった一言で、一気にこのボイスの世界観に引き込まれます。

  オレンジ色の夕焼けが眩しくて、君の顔には影がかかりハッキリと表情が見えない。そんな放課後の空き教室でのひとコマ。

  ……いかんいかん。

  危うく妄想の世界に入ってしまうところでした。

  とにかく、そんな世界観まで脳内に入ってくるような素晴らしい一言目だと思います。

  なんとか一言目を聞いて昂る心を抑えて続きを聞いていましたが、手紙で呼び出されたと知ってそれが出来なくなりました。

  なんて青春なんだ。手紙で想い人を呼び出すなんて、そんな甘酸っぱいシチュエーション、鼓動が激しくならないわけが無いじゃないか!!!

  そう思うと同時に、過去を思い出し自分の不甲斐なさを呪っていました。僕は中学、高校の時、想いを抱いてる人に面と向かってその想いをぶつけることはありませんでした。いつもLINEや電話、メール等に逃げて、逃げて……。ひなPの、いや敢えてここでは”ひなちゃん”と呼ばせて頂きます。ひなちゃんの勇気ある行動を見て、僕は惨めな気持ちになってしまいました。

  興奮と暗澹が入り交じった不安定な感情のままにボイスを聞いていた僕ですが、次のひなちゃんのタメのある告白の言葉によって暗く重いものは心から消え去り、まさに台風一過の空のような心がそこにありました。

  この告白の言葉もよく練られているなと感じます。わざわざ手紙を書いて呼び出すなんて事をするのは、本当に相手のことが好きだからであって、本当に好きになるには台詞にある通り、長い時間が必要なのではないでしょうか。そんなひなちゃんの好意を明確にすることに、｢ずっと前から｣という言葉はこの上ない役割を果たしています。

  その後の焦った感じの言葉も、その時のひなちゃんの表情や身振り手振りが頭の中に浮かんでくるほど臨場感があり、まるで現実で自分が告白されたかのように、顔が火照ってきました。

  続いて問われる｢ひなのこと好き？｣

  好きに決まってんだろ!!!!!!!だから顔真っ赤にしてんだよ!!!!!!!!

  にじさんじライバーにもガチ恋勢という方々は存在していて、僕はそれに対して批判的ではありませんが、実際自分には理解できない感情でした。

  しかし、このボイスを聞いて納得しました。僕は今回のボイスしか、しかもひなPのものしか聞いてないので分かりませんが、もし他の方のボイスにもこのような内容のものがあればそりゃ惚れるなと。

  あーあ、ひなちゃんに告られて一緒に下校したい人生だった。

  そんなふざけたことを考えていたら、不意打ちの1発を喰らいました。ウィスパーボイスでの｢クラスの皆には、まだ内緒にしようね｣……。

  この瞬間、僕は僕の鼓膜がいちばん幸せを感じる周波数はこれだと確信しました。しかも内容がとてもリアル。中学の時、そんなこと言ってたなぁ……。周りに言うのって何故か恥ずかしいんですよね。ひなPも同じ感情を持っててちょっと嬉しい。

  終わりに

   とにかく良かったです。僕の感想文は毎回、感想というか状況説明になってしまい分かりにくかったと思いますが、本当に良かったと感じています。

  途中、マイナスな気持ちになっていますが、これは僕が勝手に自己投影しているだけですし、なんならそうなってしまうほど、青春時代を思い出せる素晴らしい音声だと言えるでしょう。

  青春時代を思い出すというか、今まさに大学で青春してる予定だったのですが……。コロナのおかげでVを追いかける時間は増えましたが、夢のキャンパスライフは手からするりと逃げていきました。

  そんな状況だからこそ、推しがいて良かったと今心から思います。ぜっっったい次も買います。