本を読むこと
朝夕の電車とお昼休憩の10分だけ、本を読む生活。
3日で1冊よむのが、私のスピードだ。
昔から、本はネット上ではなく、紙の本が手元にあるのが好き。紙を捲るのも、その重さが手に伝うのも。
何冊も買って積読していたが、最近また本ブームが来て、消化している。
昔から現実逃避をする癖があり、どこか知らない場所へ行きたい、自分を知らない人と話したいという考えがあったが、1番身近に物語という空想の世界が広がっていることを最近きづいた。
イライラした時、現実を見たくない時に本を読むと、心が楽になる気がする。
昔はただ作品を読み、面白いとかつまらないとかそんな平凡なことしか考えなかったが、作者によって、伝えたいメッセージみたいなものを少し読み取れるようになった。最初に読んだときは、よくわからなかったものが、何年後かにまた読んでみるとすごく感動したり、共感したり、思いを馳せるようになった。
歳をとり、教養が増え、知識の幅が増えることが、どんなに尊いことかしみじみと感じる。
吸収と還元を繰り返し、厚みのある人生を送りたい。