〜お知らせ〜

自粛期間中のラグビー、SNSを拝見していると様々な悩みや問題が見えてきます。ラグビー関係者による、問題解決のための様々な取り組みや発信、素晴らしいと思います。僕自身もこういった期間で何ができるか、自分なりに考えました。その結果、

この先の人生でラグビーをどう続けていくか、ラグビーの進路相談に対して、僕の経験からアドバイス出来たらと考えています。

今、SNS上で #ラグビーを止めるな2020 という投稿が話題になっていますね。ラグビー自粛により進路が見えなくなっている選手達にとって素晴らしいプロジェクトだと思います。日本代表の選手がリツイートしたり、周りのファンの方がプラットフォームを作成したり、良い活動になっています。
しかし動画を投稿するだけでは、中々ラグビーが出来るチャンスを掴むことが難しいことも事実。実際にコロナ禍の前から、選手たちや親御様から個人的に進路の相談をいただくことが多く、コロナに関係なくラグビーをするために進路を決めることは簡単ではありません。

僕自身のラグビー人生を簡単に振り返って見ると、
香川県高松北高校でラグビーを始め、(香川県勢は花園成績で1勝38敗、僕が入部した時の部員は8人、花園予選は3校のみのスーパーシード笑)
その後、自力で関西学院大学に入学し、同期・先輩後輩に恵まれ、大学3,4年で関西Aリーグ二連覇。(大学5年生はゼミだけ残し、オーストラリアに留学したりアルバイトをしたり少しフラフラしていてた笑)卒業し、社会人では栗田工業を一般採用で内定をいただき、社業とラグビーを3年間行い退職退部。その後トライアウトを経て26歳の時に釜石SWに入団し、プロ選手になりました。その後、ラグビー人生で初めて声をかけていただき日野レッドドルフィンズに入団し、30歳でトップリーガーになりました。今年33歳になるのですが、有難いことにW杯を経験した元日本代表の選手達や、オールブラックス、各国の代表のチームメイトとプレーさせてもらいながら現役を続けています。

中々、簡単にはいかなかった自分のラグビー人生。前提として周りの素晴らしい方々に引き上げていただき、おかげさまで、ここまでなんとか来れました。
ですが、ここまで来るために、ただなんとなく努力や取組を続けて来たわけではありません。自分なりに生き方を貫き、時代を見て、少々戦略的にやって来た部分も大きいと感じています。自分でコントロールできること、出来ないことを自分なりに見極め、時代や流れを読みながら身の振り方を考えてきました。

例えば進路において、学校としては評定、繋がり、補強枠や肩書きや戦歴など。チームとしては採用枠や企業の業績、外国人、怪我人の状態、ポジションなど。その時々のルールや条件、状況によって自分ではコントロールすることが出来ないことがあります。
ですが、そういったルールや条件に対して、自分がコントロール出来ることにフォーカスをして準備をすれば、難しい状況でもチャンスを掴むことが出来ます。地方の無名のラグビー選手が自分で考え、知恵を絞り、曲がりなりにもここまでやってきました。

僕の経験や見解がキッカケになるかどうかはわかりませんが、もしそういった悩みがあったり、相談したい方がいらっしゃったら気軽に連絡ください。

今出来ることとして、僕なりに誠意を持って答えさせていただけたらと思います。

もちろん試合の動画を見てのティーチング、オンライントレーニング、もしくは中学生くらいまでなら学業の相談、なんでもオッケーです。
早くコロナが収束して、本来の『かじゅラグ』の活動を開始できるその日を心待ちにしながら、今できることを頑張っていきたいと思います。

それではお待ちしております😁🏉

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