サイパンのポーカー(2019年12月追加更新)
サイパン便復活
これまで日本周辺でポーカーができるところは一巡したので、最後に直行便のなかったサイパンが気になっていました。
2018年5月にデルタ航空の成田⇔サイパン便が終了してからは、サイパンに日本から行くにはグアム、韓国、香港などを経由する必要がありました。
チェジュ航空に乗りなれている私は韓国行きのついでにサイパンに行ってみようかとすら考えていました。
そんな折、スカイマークの成田⇔サイパン便が11月末から就航とのこと。
片道3,800円(税サ抜)と格安のチケットもあり、これを機に行かない手はない!と。
Poker天国!?
しかし、サイパンで現在ポーカーをやっているかどうかという確たる情報がない。
行きつけのアミューズメント店のオーナーに聞くと何年か前にプレイしたことがあるとか、ネットでの情報にはトーナメントが計画されたとか、いろいろそれらしい情報はある。
で、Googleマップで検索すると、これ。
「Poker」と名のつくお店がいっぱい出てくる。Poker天国かよ。いや、逆にそんなにたくさんあるはずないだろうと。
とりあえずインペリアルパレスという中国本土系資本のホテルにカジノがあり、最近オープンしたらしく、カジノ情報のまとめサイトに「テキサスホールデム」とも書かれていたので、その情報を頼りに行ってみることにしました。
参考リンク:インペリアルパレス‐http://www.imperialpacificsaipan.com/
成田からスカイマーク直行
恵比寿から大崎へ、バスで成田空港までは1000円。成田空港第1ターミナルを目指します。
参考リンク:成田シャトル WILLER TRAVEL ‐https://travel.willer.co.jp/narita-osaki/
開設されたばかりで、1日1路線1便だけとあってカウンターなどもあっさりしてました。
定刻に出発。
LCCに乗るときは機内食は無いことが多いのですが、ここではなんと素敵なお弁当が!
飲み物もお茶、コーヒー、アップルジュース、ビールなどが無料。
ひと眠りして起きたら、あっさり到着。
タラップを降りて歩いてターミナルへ。
ターミナルの入り口で、貝殻のレイをかけてもらう。これは実際に当時は経験したことないけど、昔のハワイ旅行の定番みたいなヤツやーと感動。お菓子もいただきました。
ドキドキの入国審査
さて、長い到着ターミナルの廊下を歩きながら、ドキドキしていた。
入国審査通るのか・・・ということ。
「ビザ免除プログラム」でアメリカに入国するにはESTA(電子渡航認証システム)が必要。
2019年8月から「2011年3月以降に北朝鮮への渡航経験のある者はESTAの対象外」というルールができて、私は2014年5月に平壌・開城へ行ったことがあり、これに該当しています。
ただし、サイパン島を含む北マリアナ諸島とグアムに関しては、Guam-CNMI VWP(グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム)というのがあり、ESTAがなくても「I-736」という書類を提出して入国することができるようでした。アメリカ全土の「ビザ免除プログラム」とは別のようです。
事前にサイトから「I-736」を作成して提出し、控えを持ってきました。
参考リンク:I-736 - Official Website-https://i736.cbp.dhs.gov/I736/
念のため、いろいろな筋から大丈夫なことを確認してもらっていたとはいえ、こういうのはいろんなハプニングがあるので不安。あと、英語で質問とかされるのも苦手。
結論としては、あっさり入国。
入国審査では何も質問されず、指紋を取るときに日本語で「ミギテ、オヤユビ、ヒダリテ、オヤユビ」と言われてその通りにやっただけでした。すごく親切でした。
おそらく、普通にサイパン、グアムあたりに行く人は、ESTAを取るか取らないかを検討すると思いますが、行ってみた感じでは「Guam-CNMI VWP」だけの手続きでも待ち時間はほとんど変わりませんでした。むしろ、「I-736」をその場で書いて提出している人もいました。
ESTAは14ドルの手数料もあるので、これから頻繁にアメリカ入国がある人以外はESTAを申請しなくてもいいのかなと思います。
税関の方の係官から職業とか滞在先とかを質問されましたが、これもすんなり通過。
準備してきたもの
空港を出て、そのままスカイマークの送迎バスに乗り、私がAirbnbで予約した宿はその経由先になっていないので、いちばん近いホテルで降りて、そこから歩き。
今回の旅行に際して、特に準備したものは、SIMカードと米ドルくらい。
事前に通信販売で購入していたが、これは失敗だった。アクティベートの手続きが少し複雑で入国時にすぐに機能しなかった。むしろ、ほとんどの建物にWi-Fiがあるのでいらなかったかもしれない。タクシーを呼ぶときには通話できた方がよいです。
SIMカードは現地でも売っています。税関を通ったあとすぐのターミナルの玄関の脇にありました。
このSIMカードは7日で25ドル、4日で20ドル。データ通信と現地での通話に使えました。
ちなみに旅行者用ではなく現地の人が使ってるSIMとプリペイドカードを携帯電話会社の窓口やスーパーで入手するともっと安いです。4日で10ドル。
普通は現地の通貨は現地でATMを使って下ろすのですが、入国審査で現金を持っているか聞かれる話なども耳にしたので、成田空港で220ドルだけ両替して持ってきていました。成田空港では千葉銀行が最もレートが良いといわれています。
これも実際には必要なかった。何も質問されなかったし、いたるところにATMはありました。ATMで出金した際には100ドルあたり2ドルの手数料がかかると表示されていましたが、JCBのサイトで確認すると手数料が入っていない。そう考えると、事前の両替は不要です。
タクシーは電話で呼ぶようにしたら快適でした。空港と中心地のガラパンのちょうど中間くらいにあるチャラン・カノアという地区に滞在。
タクシーはメーターとかはないタイプだったので、最初に交渉します。チャラン・カノアからガラパンまで4~5ドル、空港からガラパンまでは10~15ドルという感じでした。特にぼったくりのようなことはありませんでしたが、さすがに深夜の4時に呼んだりしたときは3倍増でお願いされたり。
宿泊先でタクシーの番号のカードをもらっておくとよいでしょう。
レンタカーも考えたのですが、最低で1日40ドル、1週間240ドルというのがこの時期の相場のようでした。レンタルバイク、レンタサイクルは、ネットではやっているところもあるという情報がありましたが、見つかりませんでした。レンタルバイクっぽいのに乗ってる人も見かけず。
島の最北端にあるバンザイクリフに行こうと思い、「30ドルで行けないか?」とタクシーの値段をホストに尋ね「60ドルは必要」と言われたのでレンタカーにしようと思って断ったところ、宿の主人が自ら運転して連れて行ってくれる話の流れになった。結局、数か所寄っていただきガイドもしていただいたのでもう少し出費しました(笑)。
自転車やバイクで島内を移動した体験談も耳にしていたのですが、自転車を貸してくれるところは1軒だけ発見しました。
ガラパンのHIMAWARIホテルで1日10ドル、1週間35ドル、保証金20ドルという条件でした。日本の26インチの自転車。
洗濯は、コインランドリーのドロップオフのサービスが便利です。自分で洗濯機を使うこともできますが、2時間で出来上がると言われました。1kg分くらいレジ袋一つの3日分の下着類を持って行って5ドルちょっとでした。
Googleマップでは「Poker Winner Lundry」となってる。なかなか熱い店名ですね。
両替機があの機械です(笑)。
Pokerの看板の正体は
宿の向かいにも「Poker」の看板があり、島内で20くらいはあるんじゃないかという印象。人口5万ちょっとの島でそんなに成り立つんかなーと思いながら・・・。
入ってみるとビデオポーカーのお店でした。
真っ暗な店内に10数台のマシンが静かにならんでいる不思議な光景。
韓国人が手掛けているビジネスだそうです。
どこもだいたい「ワイルド・ジョーカー」というルールの台が多いです。1枚のジョーカー入りでツーペア以上で配当がでるタイプ。やり方を少し練習しておくと、カジノ内のスロットマシンよりも配当率は高いと思います。
ちょっとプレイしたのですが、試しにやった3か所で、全部勝てました(笑)。たまたま。
インペリアルパレスへ
宿で少し休んで、いよいよインペリアルパレスへ。
島内の人には「カジノ」で通じました。
いわゆるカジノはここだけとのこと。以前に、免税店のショッピングモールの中にあったカジノは閉鎖されているらしいです。
どどーん。
だいたいカジノってこんな感じですよね。無駄に豪華に作るというね。
入ってすぐにバカラのテーブルがあり、すぐにテキサスホールデムのコーナーを見つけることができました。
1卓が稼働していました。
フロアマネージャーに「ウェイティング!」と伝えて、名前を紙に書いて食事に行きました。待っている人はいなかったようで、1番。
カジノ内唯一の中華レストランでチャーハン(10ドル)。24時間営業。
いろいろ食べましたが、サイパンの中ではこのレストランはかなりイケてる方です。
食事から戻ってきたら、ちょうど3wayオールインになっていて、1つシートオープン。
ポーカーコーナーは午後7時からオープンすると聞いていましたが、この日は到着した午後10時ごろに少ない待ち時間で着席することができました。
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