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マカオのポーカーとカジノ(2025年1月)
東洋のラスベガスといえば、マカオ。というか、収益でみても世界一のカジノの街です。やっぱり一度はじっくりプレーしてみたいということで、年末年始に行ってきました。
マカオでポーカーをするための準備
マカオもそんなに特別な準備が必要なことはないのですが、特徴的なところをあげると、①マカオ空港ではなく、香港空港から行く人も多い、②カジノは現地通貨のパタカではなく香港ドルが使用される、③レートが高い、といったところ。
地理的な説明
マカオは漢字では澳門と書きます。
1999年にポルトガルの植民地であったものが中国に返還され、いわゆる一国二制度の特別行政区になっています。そのため独自の入境管理を行っていて、旅行していると中国大陸、香港とまた別の国があるという感じになります。
マカオ半島の地域と、タイパ島とコロアネ島が埋め立て地のコタイ地区でつながっていて、この2つに分れており、多くのカジノは半島の南側とコタイ地区にあります。
行き方と航空券
マカオへ行く方法としては、次の3つが主に考えられます。
①マカオ空港へ行く方法
②香港空港からフェリーかバスで行く方法
③珠海などの大陸の都市からバスなどで行く方法
①のマカオ空港ルートは、直行便だとマカオ航空が成田と関西の1日1往復と少ないです。チケットも高い場合が多いです。
オーソドックスなのは②の香港空港のルートです。
香港空港はLCCの就航も多く、羽田空港からも日本各地の地方空港からも便があります。航空会社では香港エクスプレスや香港航空が安くて、便数が多いです。
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ほかにマニアックなルートとしては③の大陸ルートで、最近は深圳や珠海にも格安の便が飛んでいることがあるので可能性があるかもしれません。2024年の11月末から中国大陸にもビザが不要になりました。
①②のルートについては日本の出国から入境(イミグレーション)まででは申請書類を書いたりすることはないです。
マカオパタカと香港ドル
マカオの通貨はパタカなのですが、カジノでは香港ドルが使用されます。このため、マカオではだいたいのところでは香港ドルも人民元も使用できます。ただし、香港ドルも人民元も同じ額面のパタカと同じとして扱われます。基本は香港ドルだけ使うという構えでよいと思います。
価値としてはほぼ同じくらいなのですが、1人民元>1香港ドル>1パタカという感じです。
パタカ(MOP)の紙幣のことは漢字では「澳幣」、まれに「葡幣」と書かれることが多く、現地の商店では漢字での単位としては「元」と書かれています。香港ドル(HKD)の紙幣のことは漢字では「港幣」と書かれることが多いです。
1香港ドルは日本円で20円くらいです。
1香港ドル=1.03マカオ・パタカで固定相場制です。
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現金の持ち込み制限と申告
マカオのポーカーは1回あたりのバイインが大きいので短い滞在でも50~100万円分は香港ドルを準備したほうがよいです。
売買ともに、日本で両替するなら、新宿などの都心部の両替店だとレートが良いです。香港では重慶大厦(チョンキンマンション)の両替店のレートが良く有名です。
日本では100万円相当以上の現金・外貨の海外への持ち出し・持ち込み、香港では12万香港ドル(約240万円)相当以上の現金・外貨の持ち出し・持ち込み、マカオでは12万パタカ(約240万円)相当以上の現金・外貨の持ち出し・持ち込みは申告が必要です。
この申告には税金がかかるわけではないので、該当する場合は忘れずに申告した方がよいです。無申告の場合は罰金が規定されています。
電源
マカオ、香港では電源プラグは基本は三つの端子のあるBFタイプで220Vなのですが、よっぽど現地的なホテルに泊まらない限りは、日本のプラグがそのまま使えるようになっていると思います。日本で普通にあるACアダプターなどは220Vも対応しています。USBの差込口も設置されているのが普通です。
よほどこだわりがあって交流をそのまま使うようなドライヤーなどをもっていかない限りは変換プラグはいらないだろうと思います。
モバイルバッテリーは中国大陸の空港だと複数持ち込みを制限しているので、注意が必要です。
スマートフォンとSIMカード
香港とマカオだけならSIMカードを日本で準備してから行ってもよいです。中国大陸に行く場合は通信状況が少し特殊で、通常の方法だとLINEなど特定のSNSが使えないことがありますが、香港やマカオではそのようなことはないです。
現地のコンビニにもSIMカードは売っています。
ポーカーのウェイティングの呼び出しが基本は電話なので、電話番号で通話できた方がいいです。私は日本の番号をそのまま使いました。
現地の交通系カード
マカオの市内はバスの路線が非常に発達していて、24時間運行されています。タクシーは遠い区間でも100パタカくらいだと思いますが、バスの方が確実なので使うことはありませんでした。
バスは1回6パタカという料金のものが多いですが、交通系ICカードの澳門通(マカオパス)を使って乗ると3パタカです。
バス乗り場やコンビニで売られているので必ず買いましょう。日本の交通系ICカード同様に、お店によっては代金の支払いに使用することができます。
デポジットが30パタカかかりますが、圧倒的に便利です。
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服装と洗濯
少し難しいなと思ったのが、洗濯です。あるにはあるのですが、ホテルが密集している地区にはあまりランドリーショップがないです。地元では預かり型のランドリーショップは「洗衣店」と、コインランドリーは「自助洗衣」のように書かれます。
泊まったホテルのランドリーサービスは、Tシャツ20香港ドル、トランクス10香港ドル、靴下10香港ドルで、1日分で少なくとも800円相当しました。
ホテルリスボアの中にもランドリーショップを発見したのですが、オープンしている時間帯に行けませんでした。たぶん、上の料金と同じかそれより安いんじゃないかと思います。
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マカオはやっぱり冬はありますので、冬に行くなら冬服が要ります。
気温15度前後が多かったです。
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