あじのひらき
あじの開きは素敵だ、素敵になっている。
とても美味しくて幸せにしてくれる、
作っている光景も想像しただけで潮の香りがしてくる。
死体ですが、ね。
あんなに美味しく死ねるのは素敵だし、私には出来ない。
殆どの人が自分はあじの開きより優れていると思っているだろう、だがそれは違う。
あじの開きはとても素敵で、あなたにしかない素敵な部分があるようにあなたの持っていない素敵な部分を持っている。
同じ土俵に立っていないと思っているのも私は間違いだと思っていて、どう出会ったとしても出会った時点で全ては同じ世界に存在しているのだ。
私はきっと多くの人にとってあじの開きのような人間です。そしてあなたも誰かからみたらあじの開きです。
私が上手く立ち回っても、上手く立ち回れなくてもあじの開きだもんなあとあまり気にせずに自分でいてください。私はあなたが何をしても何を話しても、あなたがあなたでいること、そして私でいることを大切にします。
私は頑張りません。自然体でいたいです。
ただ、勿論、夜学バーらしさは捨てません。
ここは修行、楽しく学びます。
夜学バーにいるみんなが美味しい空気が吸える場であれば、何をしても構いません。大前提あなたも美味しい空気を吸えてることがたいせつです。
私は私を素敵だと思っています。
私は素敵なあなたを待っています。
よしなに。
2024年4月13日 モエ