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禁じられた遊び

先日、娘が、
  学校の授業で、おじいちゃんやおばあちゃん達から昔の遊びを教えてもらった。
  竹馬とか凧揚げ、竹とんぼとか楽しかったよ
と僕に教えてくれました。
古き良き伝統を守る為なんでしょうね。

これはとても、素敵なことです。
ですが、皆さん子どもの頃を思い出してください。
「やっちゃだめだ」ということに興味ありませんでしたか?
、、、僕はありました、超ありました。

あれは40年くらい前のことです。
僕が、小学校1年生くらいの時でした。

もともと、昆虫や植物が好きだった僕は毎日、外で遊んでいたのですが何か刺激が欲しくなりました。

僕と同じような有志を募り、ある一大イベントを開催しました。
それは、
   毒水(どくみず)造りコンテスト
です。

どういう内容かというと、
小学校1年生程度の知識で、誰が最も人体に悪影響を及ぼす液体を造れるか、を競うコンテストです。

、、、我ながら馬鹿すぎますが、本気で取り組んでました。

ですが、所詮小学校1年生位の知識ですので、できることといえば、

洗剤やハイター、消毒液などを混ぜて更に
クモ

ミミズ
彼岸花
紫陽花
を入れる、という感じでした。

要するに、
   毒っぽいものは何でもぶち込んでいました。

何とも、アホな小学生です(^_^;)

ですが、コンテストと銘打っても誰の毒水がどの程度危険なのかを調べる手段がありませんでした。

よって、結局お互いの健闘を称え合う、ハートウォーミングなイベントになっていました。

、、、しかし、怪物はどの世界にもいます。
このコンテストに参加した、2年生のバカがこともあろうに、
  自身のおしっこ
を毒水に注入したのです。

満場一致で、
   究極の毒水
が完成してしまいました。

同時に、
   人が人じゃなくなる瞬間
も見てしまいました。
まさに、
   マッドサイエンティスト
です。

行き過ぎた科学力は、人類を不幸にするかもしれません。

何事も程々が一番です。
子供も大人も健全な遊びをすべきですよね。

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