ユビーAI受診相談にWebフォントとしてUD新ゴを導入しました
Ubie(ユビー)株式会社 / Ubie Discovery のデザイナーの三橋です。
社内ではデザインによる価値最大化サークルでアクセシビリティの推進をしています。
アクセシビリティ推進を一緒に進めているメンバーから🎄クリスマスプレゼント🎅が届いたので、報告させてもらおうと思います。
ユビーAI受診相談にWebフォントとしてUD新ゴが導入されました。
これにより、サービスに表示されている情報が視覚的に読みやすく、わかりやすくなる事が期待されます。
導入背景
ユビーAI受診相談はサービスの特性上文字情報が多いので、扱う文字、文章に対して、視覚情報をアクセシブルに。読みやすく、わかりやすくする改善は、全体の症状チェック体験にも大きく貢献できると考えました。
そして、弱視者やディスレクシアの方でも読みやすいとされるUDフォントの導入は、ミッションである「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」において多くの人々にとって、適切に情報を提供し案内する事ができる一つのHowとして寄与できると考えました。
Why モリサワUDフォント
モリサワのUDフォントは「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトにしていて、可読性、判読性の高いフォントになっています。可読性に関してはエビデンスも紹介されている点からもモリサワUDフォントの選定に至りました。
また、コーポレートリブランディング時にロゴタイプを実はUD新ゴベースで制作(ミッションを表すフォントとして選定)しており、ブランドとして一貫したメッセージとしても今回の導入は役割を果たすと考えています。
期待される効果
1/ 判読性の向上による生活者のサービス利用時の負荷軽減
ユビーAI受診相談では、生活者の方にいくつか質問をして症状をチェックする流れになっています。そこで、聴取せざるを得ない難しい質問などもされる事があります。
UDフォントを導入することで、そういった難しい質問も「読み間違えにくく」その他の情報も「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」によって質問を読む時の負荷が軽減される事を期待しています。
2/ プロダクト価値向上への1ファクト
UDフォントを導入することで、多くの人にとって「読みやすく、読み間違えにくい」と言ってしまえる土台が作れたと考えています。これは社会的に信頼のあるプロダクトとして一段上に登れる1つのファクトになりうると感じています。
3/ デジタルプロダクトへのUDフォント導入後の効果測定
現状だと公共機関、教育などの現場で多く使われている中で、デジタルプロダクトへの導入はまだ少ないように感じています。その中でユビーAI受診相談で導入してみての可読性、判読性などの効果を測定し公開していくことは、一定意味のあることの様に感じています。
最後に
実はサービスへのUDフォント導入は2年越しくらいの悲願でもありました。今回その導入ができたことにまず感動しています。
それは個人の思い(正直言うとめちゃくちゃ導入してみたかった!)というより、視覚からの情報をアクセシブルにすることはミッション達成にとって、必要であると感じているためです。
ただ、UDフォントを導入しただけでは実際は、体験に大きな変化はないかもしれません。それは、そもそもの質問の仕方がわかりづらいなど、情報設計から見直す必要がある課題もあるからです。
これらは引き続き改善していきつつ、UDフォントを導入したことでの視覚情報として受け取りやすいかは別、次Qにインタビューなどで計測していけたらと考えています。
サービスを使ってみての全体的な読みやすさなどについて意見がある場合はコメントやDMでもお待ちしております!
さて…アクセシビリティ推進の取り組みに興味がある方も、DMかmeetyで気軽に声をかけてください🙏お待ちしています!
Ubieの採用に興味がある方は採用サイトもあるのでこちらもぜひ!
サンタさん改めてありがとう!
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