映画「神様はバリにいる」を観て
こないだ映画「神様はバリにいる」を観てみました。
主人公の”アニキ”は、単身バリ島に渡り、手持ち資金18万円から31社の会社を経営する大富豪にいたった、実在する人物。
映画は、アニキの成功の秘訣がわかるコメディータッチな物語です。
映画を観てアニキに一番共感したのは、喧嘩をした相手でも、次の日にはまるで初めから喧嘩なんかなかったかのようにケロっと相手を受け入れるところです。
バリ人もそのような気質だと聞いたことがありますが、南国の人にそうゆう気質の人が多い気がする。
喧嘩は最終的にネチネチ恨んだり、モヤモヤわだかまっている方が損をするものです。
自分の方が正しい、自分は間違っていないと思っている人ほど、相手を否定します。でも、ずっとそうやっていると結局一番困るのは自分なんです。
インドの言葉に、「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」という言葉があります。
日本だと「人には迷惑をかけないようにしましょう」です。
日本人はこの言葉で育てられているので、みんな人に迷惑をかけない優等生になろうとする。優等生になることに意識が行くもんだから、あまり人を許すってことに意識が向かないのかも。。
なんてことを考えました。
映画の中のアニキの言葉で好きなのは、
失敗した時こそ笑え
です。
笑いは全てをポジティブに変えてくれる気がします。