沖縄県 座間味島、滞在3時間の旅(写真多め)
今回沖縄に来た目的の一つはケラマブルーを見ることでした。
「慶良間諸島」というワードが降りてきたので、時期を見て旅に出ました。
なので本当は、世界が恋するケラマの海を満喫する予定でしたが、友達に断られ、高速船(片道50分)の予約も取れず、片道2時間のフェリーで行くことになり、日帰りだと島の滞在が3時間となってしまい、フェリー往復4時間なので、島にいるより船にいる時間の方が長くなってしまった。
さらに台風も近づいているということで、途中船が揺れて気持ち悪くなったけれど、なんとか堪えて、無事座間味島に到着した。
島では電動自転車で回ろうと思ったけれど、島の起伏は激しいようで、こっちの方が良いかもよと、EVカーを勧められた。
車の操作のレクチャーを受けた後、手始めにGoogleマップに表示されているマリリン像に行くことにしてみた。
車に乗り込み、島の風と観光客の視線を感じながら、港を横切り、車を走らせると、マリリン像には2分で着いた。(近っ)
うっかりすると見過ごしてしまいそうになるくらい、マリリン像はあっけなくそこに立っていた。
マリリンと言えば年代的には本田美奈子の「1986年のマリリン」を思い出すけれど、こちらのマリリンは、映画「マリリンに逢いたい」のマリリンである。
映画の内容は、阿嘉島の民宿で飼われていたシロが座間味島にいたマリリンに逢うため、阿嘉島のニシバマビーチから3kも海を泳いで座間味島へ渡って来たという本当の話である。
動物のけなげな行動ってほんと感動する。(ウルウル)
マリリンに感動した後は、阿真(あま)ビーチへ向かった。(4分で到着)
阿真ビーチは遠浅のビーチでライフガードのお兄さんたちもいるので、
子連れには良さそうなビーチだった。
ビーチを眺めた後、車に乗り込むと、島に長期滞在していそうな観光客に声をかけられ、車のことを聞かれた。
車は窓がないので、乗ったまま直接会話をすることができる。
EVカーに興味津々だったようで、普通免許で運転できることと、
オセアナポートヴィレッジさんでレンタルできることを伝えた。
次は神の浜展望台へ向かった。
神の浜展望台からはケラマブルーとそこに浮かぶ島々を眺望できる。
その後、うなじのさち展望台から稲崎展望台へと向かう途中、白サギのような白い鳥が現れて、道を先導してくれるかのように、しばらく一緒に同じ方向に向かっていた。一瞬、鳥と気持ちが通じた気がしたけれど、その瞬間鳥はどこかへ行ってしまった。
この辺りは人がいなくて、迫り来るような自然のエネルギーを感じた。圧倒的な自然に対し、人間は私1人だと思うと少し怖くもあり、無人島に漂流してしまった気分になる。夜は月明かりしかなく、真っ暗闇なんだろうと思う。
自然のエネルギーに圧倒されていると、時間があまりないことに気づいた。
せっかく離島に来たのに、街にいる時のように時間に追われてるのが悔やまれる。。
急いで次の高月山展望台に向かった。
高月山展望台からは座間味の集落が一望できた。
村にはマリンスポーツをしに島の外から来たであろう、長期滞在してそうな若者を時折見かけた。アルバイトをしながら空いた時間にスポーツするのだ。私も20代の頃スノボーをしに山に篭っていたから、そんな感じかなー?と、思う。
那覇で泊港に向かうために乗ったタクシーの運転手は「座間味島?用事がない限り行かない」と、言っていた。「海は綺麗だけど、うちなんちゅにとっての海は酒を飲むところ」だそうだ。
最後は古座間味ビーチに向かった。
ビーチは、カフェやレンタルショップなどが併設されている座間味島を代表するビーチのようだった。
小笠原諸島の海底噴火で軽石が沖縄にも漂着しているらしく、ここのビーチにも軽石を見かけた。
台風接近中のため少し波が荒かったけれど、たわわな水に思わず飛び込みたくなってしまう。そしてまたいつか来ようと思った。
急いで車を返却し、帰りの船が待つ港に向かった。
帰りも船が揺れて気持ち悪くなりそうだったけれど、なんとか堪えて、那覇の泊港に到着した。
時間は短かったけれど、大自然を感じれて良かった。
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