エーススペックの選択について
こんにちはサーニーゴです。
チーム戦のラッシュCSに参加したので久々にnoteを書きます。
ヨネダタクヤ選手、イトウシンタロウ選手と参加して2位でした。ポケモンカードが好きな2人とチーム戦できてとても楽しかったです。
簡易的な振り返り
使用デッキ:パオジアンex
予選
不戦勝
○ドラパルトex
○ドラパルトexロスト軸
○リザードンex
○リザードンex
○リザードンex
トーナメント
×ロストバレット(チーム勝ち)
×レジドラゴVSTAR(チーム勝ち)
×リザードンex(チーム負け)
チームメイトに助けられて決勝まで残れましたが悲しくも敗北して2位でした。悔しい。
と、ここまで簡単な振り返りでした。
とはいえこれだけだと味気ないので真面目な話を書いてみます。
今回のテーマは「エーススペックの選択と考え方」について。(他のことは説明し始めると長くなってしまうので今回は省略)
エーススペックが変わったら別デッキになる
そのままの意味です。わかりやすいように例を挙げてみます。下のデッキをご覧ください。
エーススペックはプライムキャッチャーです。しかしアンフェアスタンプを採用したくなったとします。
プライムキャッチャーをアンフェアスタンプに変更したデッキがこちら↓
カードを1枚変えただけです。しかし取れるプランが大きく変わりました。それぞれ比較してみます。
リスト1
・ベンチを2回呼べる(カウンターキャッチャー+プライムキャッチャー)
・手札干渉は3回(ナンジャモ×3回のみ)
リスト2
・ベンチを1回呼べる(カウンターキャッチャーだけ)
・手札干渉は4回(ナンジャモ×3回+アンフェアスタンプ)
同じエーススペックの枠を変えただけですができることが変わりましたね。
わかりやすいのでベンチポケモンを呼べる回数について考えてみます。それぞれリスト1は2回、リスト2は1回です。
サイドプランを考える
基本的な勝ちサイドプランはポケモンexを2匹、非exを2匹倒して勝つプランとします。この場合4回攻撃すればゲームが終わります。
(テツノカイナexが使えるともっと早く終わるパターンもあるけど一旦非考慮で)
しかし相手がポケモンexではないポケモンをバトル場に出し続けてきた場合どうなるでしょうか?
リスト1
2回ベンチのポケモンexを呼べます。そのため「非ex2匹」+「ex2匹」を倒して4回の攻撃で勝ち切れます
リスト2
1回しかベンチのポケモンexを呼べません。そのため、どう頑張っても「非ex4匹」+「ex1匹」を倒す5回の攻撃が必要となります。
この事からエーススペックを変えただけで大きく取れるプランが変わってしまいます。そのためその他のカードで補強しないといけません。
ここではわかりやすいのでベンチポケモンを呼び出す回数とプライムキャッチャーを例にしました。
最後にラッシュCSで実際に使ったリストを例にアンフェアスタンプについて少し考えます。
アンフェアスタンプにした場合の調整
メリット
・ドローソースとして使える
・相手がワンチャン事故る
・マイナーなのでケアされないことが多い
デメリット
・プライムキャッチャーが採用できないためカイを引いてもリーサルカードにならない
・押し切る展開の時微妙(上の理由とあまり変わらないけど‥)
簡単にまとめると
1ターンで引けるカードの枚数は増える代わりに、好きなタイミングでベンチを呼べないようになりました。
ではデメリットを埋めるように採用カードを考えてみます。
抜いた
・ナンジャモ
・ポケストップ
入れた
・ボスの指令×2
ナンジャモ
単純にアンフェアスタンプというドローソースが追加されたので抜きました。1枚減らしても手札に干渉できる回数はアンフェアスタンプと合わせて3回なので変わっていません。
初動で強いカードが減ってしまったのが気になるところです。こういった部分はたくさん対戦して調整しましょう。
ボスの指令
プライムキャッチャーを不採用にしたのでベンチポケモンを呼び出す手段を確保するために採用。1枚だと欲しい時に引けない可能性があり2枚にしてみました。
ポケストップ
ボスの指令が落ちるとプラン崩壊するので最低限の枚数。爆発力に欠けるリストになるけどキチキギスexやアンフェアスタンプで補えてる可能性があります。
という具合に1枚カードを変えるだけで他のカードも大きく変えないといけないです。エーススペックはパワーが高いので極端ですが他のカードについても同じことが言えます。
最終的に使ったリスト
ヨノワールの登場でセグレイブやセビエが簡単に倒されてしまうので、オリジンパルキアVSTARを試してみたくなりました。
そうなるとテツノカイナexは使いづらいので減らして水軸にしてあります。オリジンパルキアVSTARが居るとボスの指令がとても使いやすくなります。
このようにポケモンが変わるとトレーナーズの使用感や価値が全く変わってくるのも面白いところです。
というこで今回はここまでです。普段真面目なポケモンカードの話はメンバーシップでやってるんでよかったら覗いてみてください。
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デッキ作りはトライアンドエラーの繰り返しです。今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで見てくれてありがとうございました👍