ロクな職歴もスキルもない30代童貞が待遇改善を求めた結果
2020年10月6日火曜日、私は所長が待つ会議室へと向かった。
腹わたは5月にはすでに煮え繰り返っていたが、ロクな職歴もスキルもない小汚い30超えたおっさんを雇ってくれただけありがたいと思い、感情を殺して働いてきた。
手取り17万ちょっとの私がかなりの時間サビ残していること、入って3ヵ月にして一人で担当を持っているにも関わらず賞与が3万だったこと、納得できるわけがない。
思っていたこと全部言ってやる!
解雇どころか私はもう死んでも構わないと思ってんだよ!!
今さら、この期に及んで何も怖かねぇんだよ。
......とまるで中二病ようなことを考え、自分を奮い立たせ面談に臨んだ。
回りくどいことなしにまず結果だけ言おう。
2時間にも及ぶ話し合いの末、主に以下の3つのことが決まった。
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