WAONのキャッシュレス消費者還元がされていない件を消費者庁に訴えようか悩んでいる件
結局、クレジットカードやデビットカードを使うことが一番確実に消費者ポイント還元を受け取れるということが、私の中でだんだんと確実になってきた。そして、WAONとイオンが、ひどい。
上にリンクしたポイント還元なのだが、最初は10月分を11月25日に還元となっていたのが、11月28日ごろになり、「28日以降」となった後、11/30になっても少なくとも私には還元されない。
しかも、還元方法が行けていなく、「AEON銀行のATMでやれ」なのだ。諦めて、まいばすけっとに置いてあるATMやら、AEON Styleという全くスタイリッシュではない千葉の田舎業態のお店のイオン銀行のATMに通ってATMを操作してみても、いっこうにポイントが還元される様子がない。還元されるのは、イオンのポイント（0.5%）だけである。
今日（11月30日）は、11月28日をすぎたので、ATMにいってみたのだが、エラーコードなんちゃらというのが出てくるだけで、ポイントが還元されない。還元されないどころか、履歴が残っているのかも怪しい。どこにも購買履歴も、ポイント付与の履歴も表示されない。
主に、WAONはコンビニとか、クリーニング屋で使ってきた。クリーニング屋に至っては、決済はできるが、この政府のサイトで見る限り、還元されるのはデビットカードとクレジットカードであり、WAONは決済できるが、キャッシュレスのポイントは還元されない、という説明があるように思える。つまりは、WAONではキャッシュレスに伴うポイント還元はされないと理解した方が良さそうである。
そのシステムの酷さというのが、MUFG系のデビットカードと比べるとかなり明らかになる。
デビットカードの場合、どこでどういう決済をしたのかの履歴が、デビットカードのサイトで見ることができる。しかも、MUFGのネットバンキングのサイトと繋がっていて、シングルサインオンなので、IDやパスワードを忘れることもない。利用したらすぐに、一つ一つの履歴が見えるようになっていて、いくらポイントが還元されるのかも明細ごとに表示されている。
10月分は、11月25日にきちんと銀行口座に振り込まれて、全く問題ない。
これと比べ、WAONである。まず、履歴が見えない。ATMで履歴というのをみても、どこで何を買ったのか、履歴が見えない。いくら使ったのかも履歴が見えない(2019年11月30日現在)。
次に、実際のポイントも還元されない。デビットは、翌月25日には銀行口座に振り込まれているのに、WAONの場合、イオン銀行のATMまで足しげく通っているにも関わらず、一円足りとも還元されていない。
さらに、サイトや案内もわかりにくい。デビットはサイトで全部確認できるのに、WAONはウェブサイトでは何もわからない。ATMまで通ったとしても、履歴さえも見えずに、何もわからない。
セブンペイの体たらくといい（サイバーセキュリティが分かっていない）、WAONのポイント還元関連の情報システムの作れていなさといい、日本の大手小売業の情報システムはやばすぎる。ちゃんとできていたのは、鈴木さんの時代のセブンイレブンだけだな。全く。
日本の大企業の縮図をここで見るようだ。少なくとも、小売業はダメなんだな。そりゃ、ECでも大敗を帰すのも当たり前だ。おそらく、情報関連のトップから変えないと、どうにもならないのだろうなと思う。
というわけで、これは、消費者庁が取り扱うレベルの詐欺問題になってきていると思うのだが、どうなんだろうか。政府が絡んだポイント詐欺となると、こりゃ、責任問題になりかねぬ。
ぜひ、WAONには、ポイントと関係なく、期間内に使った電子マネー全額を返してほしいものだ。
＝＝2020年5月の補足＝＝
こちらの原因はわかりました。結論は、還元を使っていたお店が、「WAON決済には対応しているものの、キャッシュバックはクレジットカードしか対応していない」という中途半端な対応しかしていない、でした。現状では、お店の前に、クレジットカードしか現金還元しない旨のポスターが貼られているため、当時よりわかりやすくなっております。
記事を書いた当時は、キャッシュバックのされ方が複数あることがよく広報されていないため、こういう記事になりました。
コンビニやコジカなど、支払った瞬間に現金還元がされる決済手段がある一方、VISAデビットカードなど、月末に還元されるものもあるという状況。その中、一段と対応店舗も少なく、キャッシュバックもしにくいというのは、相変わらずWAONであるという理解でおり、個人的にはWAONを使うのはやめました。カードを300円もかけて買ったので、損した気分であり、この300円は返して欲しいですね。まあ、いいんだけど。
＝＝＝補足終わり＝＝＝