なんとかペイ #1
デジタルな色々を整理するためにも描こうかなあと思っていたのですが、どうもテーマごとにマガジンにするのも面倒なので、思いついたことを書くマガジンとして、デジタル徒然ぐさっというのをやってみようと思い立ったので、書いてみる。
第一回は、なんとかペイ
使い始めたきっかけと私の考える電子マネー
消費税10%導入にかこつけた5%還元セールの還元率が高い。私がなんとかペイをしょうがなく使い始めたのはそういう理由である。私は、ポイントも電子マネーも嫌いな現金派である。人にプライバシーを取られるなんて、とんでもなく嫌なので、基本、現金持ち歩いて、現金で買っている。
そんなポイント嫌いな私でも、使って来ていたポイントというと、ヨドバシとビックカメラのポイントカードである。これは、還元率が10%などと非常に高いので、使わねば損になるので、使う。
あと、飛行機のマイル。これも勿体無いので、カードのポイントに変えて使っている。飛行機は金額が大きいので、これも一応捨てない。
ポイント的なもので唯一使っているのは、東急カードの東急ポイントだけである。これは、メインで使っているカードで、スーパーでビール買うのにポイントが使えるから、使っている。
大抵のポイントカードは損するようにできている
なぜ、ポイントを使わないかというと、料率が低いからである。大体のカードのポイントは、0.5%換算であることが多い。そして、そのポイントを得るために年会費を1000円近く取れれていることが多い。1000/0.5% = 1,000 x 200 = 20万円 使わないとそんなのだが、まあ、カード嫌いな私はポイントがたまらない。貯めるのも面倒だ。
そういうポイントの設計というのを分析する側からすると、ポイントを使った方が消費者が使ってくれるからポイントをつける。消費者側から言い換えれば、ポイントは、買わなくても良いものを買わせるための罠である。なので、ポイントにつられて無駄遣いしないように、私は基本ポイントを見ない。
だがしかし、還元率をしっかり計算して、大体5%となるとこれはポイントを使う。3%ぐらいから迷いだす。そんな料率の計算である。
Suicaさんのオートチャージは便利
話が逸れたので本題に戻ると、電子マネーなどの決済手段でよく使っているのは、Suicaである。正確にいうと、PASMOを使っている。
私は通勤にPASMOを使っている。面倒なので、先ほどの東急カード連携のオートチャージにしてある。会社の飲料自動販売機さえも今はPASMOを使えるので、ちょっとしたものは、これで買ってしまう。まあ、支出の管理ができないから、大きな買い物はこれではしないようにしている。
という、PASMOさんとオートチャージで大体用事が済んでしまうので、わざわざ二次元バーコードを出したり、スマフォを持ち歩く必要があるなんとかペイを私は使わなかったし、使う必要もなかったのである。
大きなお金はデビットカード
私は、細かい小遣いの管理はしないが、大きなお金の管理はしっかりする方である。なにせ、個人のバランスシートも半年に一度作っているし、銀行口座も用途ごとに分けて、分別管理をしているぐらいだ。
借金は嫌いで、クレジットカードは借金なので、最低限しか使わない。クレジットカードも、お金をたくさん使わせるための方法で、お金を使った感覚がないのが、無駄な消費を誘発する仕組みである。ATMで現金を下ろせば、お金を使った感覚というのが掴めるが、クレジットカードから自動引き落として、しかも、時差があると、忘れてしまうので、クレカは一番危険なツールであると思うので、最低限しか使わない。
代わりに使うのは、デビットカードである。最近は、銀行がVISAのデビットカードを出している。これならば、使った瞬間引き落とされるという代物なので、現金の管理は、ネットバンキングで、決済用の銀行口座の残高を見ておけば、大体いくら使ったのかもわかるので、安全だ（但し、ネットで使うのはやめた方が良い。店舗なら、暗証番号を入れないと決済できないので店に悪用されることは少ない。ネットで使う場合、クレジットカードと同じように使えてしまうので、店側に悪用された場合、即銀行口座から落とされるのは怖いので、後払いのクレジットカードを使うようにしている）。ちなみに、このVISAのデビットカードは、お店側にしてみるとクレジットカードなので、使える店がVISAのクレカが使える会社なので、多い。
ポイントカードは、スマホなら入れる
ショップのポイントカードは邪魔なので、持ち歩くことはない。なので、スマフォなら大体登録するようにしているのだが、まあ、クソアプリの多いこと！
作る人が、なんのためにそれがあるのかわかっていないので、仕様がクソで使えないものが多い。一番多いのが、ログアウト系。たまにしか使わないお店のアプリが、ログイン有効期限１週間とか１ヶ月だったりする。
店員：「アプリありますか？」
私 ：「確か、あったはず。あった。おっログインできない」
で、そういう奴に限って、パスワード硬かったり、よくわからないパスワード関連の質問を入れて来るので、時間の無駄だから、もういいですという話になる。
アプリを作ってる側の人間からすると、ほんと、クソだ。バカが作っているしか思えない。
なんとかペイを使う隙間がなかった
というわけで、なんとかペイを使う隙間がなかった。
整理すると、次のような使い方をしていた。
・小口現金は、オートチャージのPASMO
・大きな買い物は、VISAデビットカード
・ネットの買い物は、クレジットカード
・他は現金
私に、なんとかペイの入る隙間はなかった。
そこに、官製の制度の歪みが来るものだから、なんとかペイを使う隙間ができたわけだが、長くなってきたので、第二回に譲る。