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なんとかペイ #2

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前回、どんな金融生活を送ってきたのか書いていたので、本題に入る。

還元率5%は流石に使うだろ

なんの不自由もない金融生活を送っていた私が、消費税10%導入に伴い、還元率5%と聞いたので、流石にこれは入ることにした。

でも、ちょっと待てと。ペイペイは事故おこしているし、セブンペイに至っては、二段階認証さえも入れない。こいつらにクレジットカードの番号を預けるのは、極めて心配だ。ちなみに、ソフトバンク系の会社は、私は全く信頼してない。Yahoo!BB のADSLで嫌な思いをして以来、金輪際付き合わないようにしているので、もちろん、クレジットカード番号などという危ない情報をソフトバンクグループには預けるつもりはないのである。

というわけで、5%の還元率を取りに行くためだけに、なんとかペイや電子マネーを使うという本末転倒的なものが始まる。

イオンのWAONを使ってみる

なんとかペイは怖いから、安全そうなもので、プライバシーを保てそうなもので行こうと思い、近所を歩いていたら、イオンがあったので、イオンでWAONを買うことにした。300円取られた。なんか高いな。まあいいや。

1万円ほどチャージして使うことにした。プリペイドの使い方であれば、現金を使いすぎることはないので、多めにチャージして、こまめなものをこれで買うことにした。これで還元が取れるし、支払いも二次元バーコードより早いので、決済は便利になった。

1400円の傘というのも買ったし、吉野家の会計もできたし、ファミマも通るので、WAONは結構電子マネーとしては便利である。Suicaでいいんじゃないか、という話もあるのだが、PASMOは基本交通費として数字を出しておきたいので、Suicaにはしなかった。新たなSuicaを財布に入れると、PASMOが財布で動かなくなるので、面倒なんだよなっ。というわけで、WAON。

ワンワン、という決済音が結構慣れて来ると心地よい。

特にプレペイドカードの不便もなく、5%還元されるので、これはこれで良いかと。

やっぱりイオンのシステム開発はくそだ

と使うまではよかったのだが、還元が面倒なのである。クソなシステム設計である。

WAONでポイント還元を受けるためには、まいばすけっとなどにあるATMに行って、ポイントをWAONに変換する作業が必要であるらしい。訳がわからん。

そして、そのATMの日本語メッセージがわかりにくく、3回ぐらいやり直した。日本語勉強してほしい。

まあ、でも、5%のためだ、クソシステムも使ってやろう。我慢のできる範囲内であるし、イオンとしては、なるべく現金を消費者から借りておきたいところなのだろうので、ポイントを使いづらくする理由はわからんでもない。

イオンのくそATMを使うというところだけ我慢すれば、WAONは悪くない。

CoGCaって知ってる?

ポイント還元の面白いところは、大手チェーンストアにはなくて、中堅どころのスーパーにはある制度であるということである。

信濃屋という小さいスーパーがあるのだが、そこでは、CoGCaという誰も知らないプリペイドカードを使うと、5%還元が即座に行われる。現金のチャージ機が、レジの前ではなくて後にあるという終わっている導線設計ではあるものの、5%の魅力の前に、この全く汎用性のない電子マネーであるCoGCaを使っている。

CoGCaで分かるカード型電子マネーの限界

基本的に、スーパーで買うときに買う分だけ現金をチャージするというどうでも良い使い方をしているので、CoGCaであまり不便はなかった・・・つもりだったけど、やっぱり不便が生じた。

このCoGCaさんのチャージ機が結構なクソ仕様。1000円をチャージしたいときに1万円札しかないと、チャージできない。お釣りが出ないのである。チャージのために、お店の人に両替をお願いしないといけない、こちらもクソ仕様。まあ、大手のスーパーじゃないから、しょうがないんだけどさ。

そうなんですよね、スマホ連動型だと、チャージなどの柔軟性が高いところがいいんだけれども、単体のカードだと、チャージの行為が非常に面倒くさい。そこを解消した、オートチャージがSuica, PASMO系であればあるんだけれども、CoGCaにはない。なるほど、スマホ一体型のメリットもあるんだなと初めて気づいた。結局、電子マネー用のATMというのが、この仕組みのガンなんだなーと。

対店舗の決済ならFelica型の電子マネー+デビットカードで十分

と、PASMO, CoGCA, WAONとデビットカード、時々クレジットカードという生活で、5%還元を受け取るための決済手段は十分ということがわかってきた。

まあ、多少の不便はあるが、5%のメリットが取れる。

「なんだ、なんとかペイいらないじゃん」

そう思ったときに、事件はおきたのである。

続く

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