おまけに、中国は、人口動態もやばい
もはや、おまけですが、
人口動態の問題。まず、男女比が20%もずれているという問題。
そして、労働力人口がすでに減り始めているという日本と同じ問題。
それでいて、大卒が余って単純労働者の賃金がそれを上回るという状態になっているそうだ。一人っ子政策で、四人に祖父母、二人の親、一人の子供で育った子供は我慢ができない。
量としての大学生はたくさんいるので、これが失業者となり、社会不安を引き起こすという。
流石に、週刊現代の記事なので、検証なしで信じることはできない。また、中国の統計もあてにならないので、隠し子の女の子が戸籍に登録せずに大量に田舎にいて、男女比はもう少しましなのかもしれない。しかしながら、人口動態(population dynamics)は、未来予想をほぼ外さない珍しい統計分野であるほど、予測の精度が高い。
論点は、そろそろ、世界の工場を中国からどこに移すのかである。
インドなのか、インドネシアなのか、ベトナムなのか。それとも全部か。
それが悩ましい。