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2022年1月の記事一覧
書評『バフェット帝国の掟』(ローレンス・A・カニンガム, ステファニー・キューバ, 岩本 正明)
バフェットさんが公認するバフェット本というのが少ない中で、こちらは公認の本ということで、早速買って読みました。
個人的にはつまんなかったですね。いや、よくまとまっている本なんですよ。内容も悪くない。でも、ほぼ全部知ってたって感じで、Nothing Newだったんですよね。
だから、印象もあんまり残っていない。
この本はですね、バフェットからの手紙を作っているカニンガムさんが書いている本なんで
書評『ビジョナリー・カンパニーZERO』 (ジム・コリンズ, ビル・ラジアー)
ベストセラーは面白いですね。やっぱり。
HBR(ハーバードビジネスレビュー)を読んでいて面白いと思っていた記事って、多分、ジム・コリンリズの記事だんだろうなと思うんですが、その最初の頃の論文を、追記して後で出したのが、ビジョナリーカンパニーZEROというこの本。
原題は"Beyond Entrepreneurship 2.0"で、"BE 2.0"のようです。まあ、ゼロになっちゃいましたが。
書評:『人口から読む日本の歴史』(鬼頭宏)
随分前に亡くなった大正生まれの祖母が、昔言っていた言葉が以下である。
「日本という国の人口が減るって大騒ぎしているけど、おかしいのよ。昔の人口なんてずーっと今より少なかったのにうまくやっていたんだから、少し人口が減るぐらいで日本はおかしくなりません」
そのことが気になって、日本の人口のことを気にかけると、小学校で習った、日本の人口は、1.2億人というのからあまり動いていない。一方、世界人口のそれ
書評:『習近平が尖閣を占領する日』(日高義樹)
米国共和党に近い日高さんの2021年の著書。Kindleで読んでみた。
まあ今回も刺激的な内容であるのだが、日高さんの著書の怖いところは、過去のものを見てもあながち間違っていないことである。おそらく、CIA系の米国の世論操作も混じっている(米国の共和党系シンクタンクからすれば、それが仕事であるし、ポジショントークでしかないが)とはいえ、米国の外交姿勢や、米国の軍事を考えるに日高さんの本を時々読む
書評:『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』(柳田由紀子)
スティーブ・ジョブスのメンターが日本人で、それは乙川弘文さんと言った。スティーブ・ジョブスが慕っていたのが、曹洞宗のお坊さんだったと聞いて、スティーブ・ジョブス好きとしては、読んでみようとこの本をkindleで買ったわけだ。
私は少し放浪癖があるので、こういう宿無しとかいう言葉にも弱いのだ。
まあ、しかし、この本はちょっと危険な本である。
私、この本をあまりちゃんとチェックせずに買って読み出