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ビジネス書評

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2019年2月の記事一覧

書評:『ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』(朝倉 祐介)



ファイナンスの入門書としてなら、お勧めしたい。
ファイナンスの知識がある人なら、お勧めしない。

話題になった本なので、どんなに斬新なことが書いてあるのだろうと思って読んでみたら、ファイナンスの基礎が書いてある薄っぺらい本だった。知識として新しいものは、事例を含めて皆無であった。コンサルのファイナンス研修でやることを、一般人向けに薄めて書き直した、そのような内容の本であるように私は思えた。

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書評:『主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント』(ロジャー・コナーズ)



どうして、こういう邦題をつけてしまうのかなというよくあるやつなのだが、本のタイトルの『The OZ Principle』という方が、私は良いと思う。『人を動かす』を意識しすぎだ。邦題が安っぽい(とはいえ、『魔法使いオズの法則』だと、プリキュアっぽくなってしまって、ビジネス本として認知されないという大人の事情があるのかもしれない)

オズの魔法使いという映画や本があるが、それが仕事で大切なことを

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書評:『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』(本田 健)



いい話といえばいい話で、内容も人生の肥やしになる良い本のような気もするのだけれど、タイトルからして胡散臭い通り、胡散臭さは抜けず、実証的な証明がない、宗教色が濃い本であると私は認知した。

内容は、大学生時代に米国を放浪気味に旅した本田さんが、米国でふとしたきっかけで大富豪に会い、人生のあり方と、お金持ちになる方法を聞いた。大富豪になる秘訣を書いてくれているありがたい本、である。

ロバート・

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書評:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』(マーシャル・B・ローゼンバーグ, 安納献, 小川敏子)



2019年初めて読んだ本にして最高の本(笑)。マイクロソフトCEOナデラさん(尊敬してます)が、ギスギスする幹部のやりとりにまず「これ読め」と言って、読ませたと言う本だそうです。すごくよかったです。

NVCとは、Non Violent Communicationで、「非暴力的な意思疎通」と訳せます。逆に言うと、我々は、気づかぬ間に暴力的な言葉の使い方をしていると著者は暗に言っているわけです。

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