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【 #ティアマトの11の怪物 】クサリク:不思議な野牛【12】
ティアマトの11の怪物も最後の一つとなりました。
このクサリクは不思議な野牛/雄牛と呼ばれるもので、たくさんの図が残されています。
元々アッカド時代かそれ以前から猛牛バイソンを崇める文化というのが存在しており、クサリクはその象徴であったようです。
元々は通常の猛牛であったのが、時代を経るに従い人間の顔をした猛牛として描かれ、更に太陽の神と関連して描かれています。猛牛の体は山の尾根を象徴し、太陽はそこから登るものと思われていたからです。
更に羽を付けるか、腕が人間となり武器を持った意匠もあり、これらはより格の高い存在として追加されたもののようです。
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