MotionGraphicsスクール 卒業! 〜making of 2 motions〜|チャレンジログ #6
チャレンジクリエイター:SHUZOです。
ここしばらく投稿してきた、MotionGraphicsスクールを先日卒業しました!
ということで、同スクールのネタは今回が最終回です。
“卒業”制作奮闘記|AEにどっぷり浸かる体験
以前の投稿にて、MotionGraphicsを学ぶ理由が「面白ろそうだから」というのと、他にもう1つあるとお伝えしました。
その「もう1つ」というのはコレです。
「ん? 地球がどうした?」
ですよね。ごめんなさい。動画は大人の事情により公開できません。
ので、一部の画像と簡単な解説のみします。
というか、そもそも何の動画なのかと言いますと、僕が所属してい“た”ビジネス・ブレークスルー大学での卒業式祝典で、学生から大学へと感謝の気持ちを伝えるための動画です。(大学の卒業はまた別で報告します)
同校では、卒業生から学長である大前研一さんへと記念品を贈るのが伝統になっており、今回その記念品とセットで動画を制作しました。
つまり、僕が制作した動画(および記念品)を大前研一さんがご覧になって、受け取られたわけです。
あの、経営の世界で有名な方に、自分が作ったモノと動画を贈るなんて、学生と学長という関係の中でのことであっても、一生に残る思い出になりますし、自慢話ができます。
これはもう4〜5日、AfterEffectsにどっぷり浸るなんてのは、全く苦にならない。アドレナリン出まくりの貴重な体験でした!
もちろん、報酬は出ませんが、この経験が何よりのご褒美です。( ̄ー ̄)ニヤリ
で、簡単に中身を紹介しますと
まずはロゴから地球がお出まし。
さらに地球にドーンと寄って
はい。キレイ。これを美しいと思うのはもはやDNAに刻まれた感性ですね。
地球の裏側も。街の灯りが人の営みを感じさせますね。
で、なんと。地球がバラバラに(粉々に)
地球はさらにバラバラになりそうだけど、一人ひとりがパズルのピースになっていて、(↓僕です)
それぞれの「想い」が、やがて地球を1つにまとめる。(某アニメの元◯玉的な?)
で、ラストシーンに記念品が登場し…っていうストーリーです。
ま、ありがちな世界観ではありますが、映像にするのは、それなりに大変でした。
■ 今回駆使したツールと技法(エフェクト)
・パズル:イラレでパズルのデータをDLし、パスで切り抜き。
・文字:手書きの文字(画像)をフォトショでノイズを抑えながら白黒のコントラストを上げる→イラレで黒字部分のみをパスで切り抜き。
・地球:orbというAEのプラグインを利用。3Dの地球をカメラで視点移動。
・その他エフェクト:多数。もう、色々と投入しまくったので…
苦労したのは、地球と文字の加工とピースの移動。つまりほぼ全部です。w
地球を作るのに1日掛かりました。手慣れた方なら1〜2時間で終わる作業だと思いますが、初心者にはなかなか手強かったです。
あとは文字の加工と、ピースと動画の合成と、それらを良い感じに動かしてという作業を20名弱分実施するのに、普通に時間を要しました。
MotionGraphicsで3分の尺は素人にはキツイという事が良く分かりました。
でも、苦労した甲斐あって、AEの操作やコツみたいなものは多少分かったかなと思います。あとは3Dの地球を手に入れたので、今後も宇宙的な映像は簡単に作れます。多分。
※ただ、地球がキレイ過ぎるので、それに劣らない表現を合わせる必要があります。腕を鍛えるのにはもってこいの素材です。w
以上、いろんな意味での“卒業”制作でした。
ご協力いただいた同窓生の皆さま、大学関係者の皆さま、ありがとうございました!
自社のロゴMotion完成!|「遊ぶ」って大切
スクールに通い始めた時からノリで制作し始めた自社のロゴのMotionも、ついに完成となりました。
今回、手を加えたところは4点
1.「3」から出た円が、波紋のようにオブジェクトに影響を与える表現
2.「2」から出た円で、ロゴにつながるオブジェクトが表出する表現
3. 発光体に対するレンズフレア
4. ロゴにつながるオブジェクトの色が不規則に変わっていく表現
で完成した動画がコチラ
これで、ロゴに関して表現したいことは網羅できたかなと思います。
「3秒に想いを凝縮する」という取組は意外と楽しかったです。
有名な企業も自社のロゴで結構遊んでいるのを見ますし、ロゴに親しみを感じてもらえるようにすることは、とても有意義だと思います。
単純に同じロゴをあちこちに貼りまくるという、選挙ポスターみたいな感じだと、逆に「ウザい」ってなりかねませんし。w
そうやってロゴで遊べるのも然るべき理由があるのですが、それはまた別のトピックにて。
これにてMotionGraphicsネタは、ひとまず完了!
今後は不定期での登場となります。
忘れないようにちょいちょい作ってはいこうと思います。
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました!