感謝と共に変化に舵を切る中間地点 〜未知なるプロ・コーチへの旅〜|チャレンジログ #15
ヨロコビ可能性コーチ:shuzoです!
今回は、僕が2019年10月末から参加しているプロコーチになるための最終トレーニングに関する振り返りと進捗について書きます。
◯対象となる読者さま
・今後コーチングを本格的に学ぼうと考えている方
・自分の人間の幅を広げたいと感じている方
・挑戦することから離れていることに危機感を持っている方
の参考になれば幸いです。
進捗と振り返り|変化と感謝
まずは、現在僕が取り組んでいるトレーニングの全容について、軽くおさらいします。
■プロコーチの最終トレーニング概要
・期間:約半年間(2019年10月末〜2020年4月中)
・内容:一定の期間毎にスクーリング(講習)と実践(コーチングセッション)を行いながら所定のプログラム(課題)に取り組んでいく。
・条件:期間中は常に5名以上の有料クライアント(お客さま)を持ち続けること。
・その他:クライアントとのセッションを合計100時間行う(提供する)と、プロ資格試験の受験が可能になる。
詳細は、トレーニング開始時の記事(↓)を参照いただければと。
スタートから3ヶ月、現在の進捗はというと、期間的にも、プロ資格受験の条件としても50%くらいです。
開始当初には「これ、本当に最後まで付いていけるかな?」と、ゴールが遥か先に感じていた、というよりゴールが全く見えていなかった事が、遠い過去のようにも思えます。あまりに怒涛なためか、気が付いたら半分終わってたという感じです。
旅路の半分が終わったことを踏まえて、これまでの道のりを振り返りつつ、自分の変化に目を向けてみたいと思います。
●開始当初からの変化(自己評価)
【内面的な部分】
・当初感じていた「自分には無謀過ぎる挑戦かも」という感覚は、ほとんど無くなった。
・一方で「人生で最大の挑戦」という感覚は依然として感じる。ただし、当初よりもどういう点が最大の挑戦なのかが見えてきた。(詳細は後述)
・クライアントとのセッションに対して、怖さや不安といった感情よりも、楽しさや好奇心の方が勝ってきた。
【状況的な変化】
・クライアント数:トレーニング開始直前のオリエンテーション的な講習時点で0名だったのが、現在は9名。
・提供料金:当初は実質1,000円/時間だったのが、現在2,500円/時間。
・クライアント獲得方法:最初はFacebookで自ら直接呼び掛けて募集をしていたが、現在は利用いただいた方のご紹介でご用命いただくことが多い。
【その他】
・自分の抽象概念思考(物事をザックリと構造化して整理、理解する性質)がより強くなった。
すべてがPositiveなものではないですが、概ね肯定的な変化であると思います。特に、クライアントの獲得については、本当に有り難いことに、おそらく最初にクライアントになってくださった方のほとんどは、僕の取り組みを支援する意味合いを含め、時間やお金を投じてくださったものと認識しています。
僕は現在、企業に雇用されていない人間(経営者)なので、社内の人をクライアントにすることはできません(トレーニングの規定で直属の部下、人員は対象外とされているため)。また、前職は通信事業者で、これまで人事的な仕事も一切担ったことが無い、いわば「畑違い」の人間です。
そんな、どこの馬の骨かも分からない人間に、こうやって手を差し伸べてくださるのは本当に感謝でしかありません。一応、キャリア関連のスキルとして国家資格キャリアコンサルタントなるものを持っていますが、はっきり言ってコーチングを受ける方にとっては関係ないです。なぜなら、お客さまはコーチングを受けたいのであって、コンサルティングを受けたい訳ではないのですから。
ただ、誤解のないようにお伝えすると、僕は単に思い付きでプロコーチを目指している訳ではなく、これまでの様々な活動の結果、今の状態に至っている点はご理解いただきたいです。
例えば、そもそもなぜコーチになると決意したのか?とか。その辺の経緯については、先日記事にしていますので、そちらを見ていただければと思います。
また、そうした過去の積み重ねによる「今」を実感する出来事として、あるクライアントさんが僕に言ってくださった言葉がありました。
実は、以前お会いした際に、コーチングのような関わりをしてくださったのと、キャリア関係のイベントを主催していたのが印象に残っていて、今回申込みしました。
上記の「コーチングのような関わり」については、まだ僕がコーチングを学び始めていないし、意識すらしていなかった時のことだったので、そういったFeedbackをいただいて改めて、自分がプロコーチを目指していることがある意味で必然というか、何か自信のようなものになりました。
そんな、僕の行いに目を向けてくださっている方々が、クライアントになってくださり、そこで何らか価値を感じた方が、継続してくださったり、もしくは他の方をご紹介してくださったりするのだと思います。
今の最終トレーニング開始当初、クライアント数が0だったのは、同トレーニング参加者の中で僕だけという圧倒的なビハインドからのスタートであったことを考えると、上記のことが起きている事実については、自分を少しは認めても良いのではと感じています。
もちろん、スキルや経験など足りないものだらけなので、まだまだ至らない点は多々あることを自覚しながらですが。
気付き|人としてコーチする
では次に、「変化」とはニュアンスが異なる「気付き」について。
●気付き
・コーチとしての理想は、人としての理想とほぼ同義である。
・僕は自分にかなり厳しい目を向けている(自己評価が低い)。
・クライアント(他者)に対しては比較的にフラットかPositive寄りで見ている。
中でも自信をもって言えるのは、1点目の「コーチとしての理想像≒人としての理想像」という部分です。前項にてお伝えした「人生最大の挑戦の具体的な内容=テーマが見えてきた」というのともリンクしています。
あまり細かい点を書き始めるとキリがないのと、これからコーチングを本格的に学ぶ方が新鮮な気持ちで臨めるように、「コーチとしての理想像≒人としての理想像」と主張する根拠の説明は割愛します。代わりに、今の自分の挑戦の内容=テーマについて細かく触れておきます。
テーマに触れる取っ掛かりとして、前項の「変化」にて書いた「抽象概念思考がより強くなった」という部分について、要因を深堀りしてみます。
●抽象概念思考が強くなった要因
おそらくは次のようなことが影響しています。
僕がコーチングを学ぶ決意をした理由として、実際に自分でコーチングを体験して魅了されたことや、僕の人生レベルでの目標の実現に繋がっている点以外に、実はもう1つありました。
それは、ロジカルに物事を理解して取り組む事に限界があるというか、多くの企業や人が「ロジカルこそが唯一の正解である」という空気に違和感を感じたのです。だって、人はロボットではなくて、心を持った生き物だから。
いつの間にか、ロジカルではない部分、例えば人の感情は悪である。みたいな考えが幅を利かせて、人が人ではなくなっていくような気がしていました。
それを物語ることなのかは別途検証が必要ですが、メンタルに支障を来す人が増加傾向である点や、若年者の自殺者数が先進国ワースト1である事実も見逃してはいけない部分だと思っています。
コーチングは、ロジカルな部分が0ではありませんが、とても人間的というか、感情面にアクセスする手段であると認識しています。そのため、コーチングを学ぶにあたっては、分析思考はセーブすべき。との考えが僕の中にあり、結果、分析思考の逆である抽象概念思考が強く働いたのだと思います。
鋭い方は、もう気付いているかと思いますが、上記の抽象概念思考が伸びた要因の導出を分析思考で行っています。
「言ってることとやっている事が違うじゃないか」と思う方もいるかと思いますが、ある経験や気付きを踏まえて、僕はこれまでの考え方を改める事にしました。
コーチングにもロジカルは必要である
と。ただし、バランスには注意します。まずはセッション以外の部分でロジカルに分析して、改善策を導き出して、自分のナレッジを蓄積していくことをしっかりやっていきます。
今の自分のコーチングのやり方では、これ以上の進化は難しいと感じていることもあり、自分を変えるべきタイミングだと思って、まずは考え方を変えることにしました。
それに、自分の持ち味というか、資質が、ロジカルと感情面の思考を両方使えるというものなので、せっかくならそれを活かしたいですし。
僕は、人の成長は振り子と同じだと思っています。
ある状態にいる時に、全く逆の方向に振り切りたくなる。それはまるで、この間まで優等生だった人が、突然ワルぶって自分の心地よいところを探り始めるのと同じで。
約1年前まで経営大学でロジカルを徹底的に鍛えていたことや、前職での経験を踏まえ、ロジカルの世界から、真逆の方向に振り切っていたこの2年。
そして、今、それらの両方が必要だというところに帰って来たというか、新しい状態に遷移しようとしているのだと思います。
これが、僕の最新の挑戦テーマです。数年単位で持っていたテーマを更新して、自分の幅を拡げようと舵を切っています。
こういう、生身の人間が、自分自身の扱い方を試行錯誤しながら、変化していく事が、コーチングのもっとも大切な意義であり、価値であると思います。それは、クライアントだけでなく、コーチも同じ。少なくとも、今の僕は、そう思っています。
そんな変化の真っ只中の僕のコーチングに興味がある方は、コチラをチェックしてみてください。
※なお、現在クライアントの数が比較的多いので、4月頃からの実施でもOKという方だと嬉しいです。
という感じで、今回はプロコーチへの旅の中間地点での振り返りと今後について書いてみました。
人の挑戦に立ち会うことに使命感を感じている僕自身の挑戦から、挑戦の意義だとか、変化への興味を何らか持っていただけたなら、とても嬉しいです。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
挑戦に幸あれ!
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