2021年12月20日 児童福祉施設の耳当て

妊娠31週6日

妻が妊娠して以来、「子どもが苦しんでいる」というニュースに敏感になってしまっている。以前は「まあそういうこともあるだろう」という非常に冷めた態度をとっていたのに。

そんな中、親がいない子どもたちが住んでいる児童福祉施設がAmazonの「ほしいものリスト」を活用して、子どもたちにクリスマスプレゼントをあげようとしている、というニュースを見た。

Amazonには特集ページも設けられていて、いろいろな児童福祉施設がそれぞれの「ほしいものリスト」を公開している。

ふむふむ……と思って、うちからほど近いところにある児童福祉施設の「ほしいものリスト」を見てみる。そこには以下のように書いてあった。

ほしいもの 
耳当て
希望 3
所有 2

耳当てが3つほしい。そのうちの2つは誰かがプレゼントしてくれた。残りの1つがない。そういう意味だ。

これは……。3人のうち1人だけが耳当てをもらえないということなのだろうか。

児童福祉施設にいるちっちゃい子どもが、1人だけ耳が冷たいまま。

悲しくてブラウザを見たままマジで泣いてしまった。

この子のために耳当てをおれが購入してあげようと思って、当該商品をクリックしたら「売り切れで入荷未定」になっていた。ほかの種類の耳当てを買ってあげればよさそうなものなのだが、「ほしいものリスト」のシステム上、それはできず、あげれられないままになってしまっている。

ーーー
※こちらのマガジンで妊娠日記を毎日更新しています。


いいなと思ったら応援しよう!

斎藤充博
サポートしていただけたら妻においしい果物を買ってきます。