2022年1月29日 遠くまで歩く

妊娠37週4日

赤ちゃんが出てくるようにするには、たくさん歩くといいらしい。そこで、妻と一緒に2キロくらいはある、公園まで歩いた。

しかし妻にとって往復4キロはかなりの重労働だ。「まあなんとか平気だよ」と言っていたが、家についたらものすごくヘンな姿勢で寝ていて、疲労の度合いがうかがい知れる。

いままでずっと「食後には胃が必ず気持ち悪くなる」と妻は言っていた。しかし今は日お餅(胃がもたれそうな食べ物の代表)を食べたのに、胃が気持ち悪くならないという。

また、頻尿もここのところ改善されてきているそうだ。

まるが下がってきていて、胃や膀胱の圧迫が少なくなってきているのかもしれない……と妻が推理している。

それなら、わりと近日生まれるということになるのかな。

古くてぼろぼろのフリースを捨てようかどうか迷っていると、「そのフリースを小さなクッションにして、産院で寂しい時にミツヒロのにおいをかぐから、ちょうだい」と言われた。

それはダメ!!! 捨てる。夫婦といってもやっていいことと悪いことがある。

妻の日記より

昨日の願い事が天に通じたのか。いや、夫が昨夜マッサージをしてくれたおかげかな。久しぶりに、ほとんど覚醒することなく朝まで眠れた。とても嬉しい。気持ちが良い。

夫も休日だったので、大きな公園まで散歩に出かけた。ベンチに座ってスーパーで買ったお弁当を食べ、気ままに歩く。

37週に入ってからは、お腹が張っても気にせずになるべく歩くようにしている。あまり安静にしすぎると、なかなかお産が進まないらしい。

促進剤で陣痛を起こしての無痛分娩を予定しているから、自分には関係ない話だと思っていたのだが、「初産はそもそも時間がかかるので、促進剤を使ったからってその日のうちに産めるとは思わないほうが良い」という体験談を目にして、心を改めた。

ある程度自然に進ませておかないと、何日も病院で苦しむことになるかもしれない。予定より早く陣痛や破水が起こってしまうのも怖いが、そうなったらもう成り行きに任せるしかないね。その日に麻酔ができる先生がいることを祈るしか。

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斎藤充博
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