2021年12月30日 おれが指圧師でよかった

妊娠33週1日

妻の体調が激悪。夜に腰痛で何度も起きたそうだ。体がきつすぎて、妊婦がここまで体が痛いとは思わなかった、もう生みたい、今すぐ生みたい、泣き言を言っている。

先日の映画も、妻は一見平気そうに見えていたが、かなりつらかったようだ。

もう、ある程度はどうしようもないのだが、「どうしようもないよね~」と言うと、途端に薄情な人間になってしまう。

よく「男性は解決策を言う、女性は共感を求める」みたいなやつがあるが、おれは解決策を言いそうになる傾向が過剰にあり、本当に気を付けている。

解決策は行動で示すことにして、夜に指圧をする。しかしこれが本当に背中全部がバリバリに硬くなっている。妊婦の辛さの一端が理解できた。

「こりゃ本当に大変だね」と言うと、また、「指圧師だと辛さを理解してもらえるのもいい」と返してきた。

確におれは疲労のプロだからわかるけど、世の中のお父さんはあまり理解できないかもしれない。これは大変なことです。

指圧が終わると妻はすっかり元気になった。「ミツヒロが指圧師でよかった。指圧してもらえなかったらこんなの鬱病になっていたかも」と言っている。

妻の日記より

9ヶ月に入ったあたりから、氷が食べたくて仕方がない。今日は製氷皿1枚分くらい氷を食べてしまった。

調べてみると、貧血の症状のひとつらしい。前回の血液検査で貧血はギリギリセーフということで鉄剤が出なかったので、妊娠後期用の鉄のサプリを飲んでいるのだけれど、やっぱりサプリじゃ気休めか。

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斎藤充博
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