長崎新スタ・ピーススタジアムの杮落としに行ってきた
こんにちは
色々忙しく半年前の遠征の記事をアップできていない状況ですが、
一足先に先日めでたく杮落しを終えたピーススタジアムのレポートを書いていきます。
シンプルな感想
まず着いて思ったのは「これがスタジアム!!!?」でした
席の関係もあり、北(ホームゴール裏)側の入り口から入ろうと電車通りから向かって見えたのが下の写真
電車通りに接するように建っているのはホテルとオフィスビルでスタジアムはほぼ見えない(実際にはホテルがバックスタンドみたいなもの)
ケルヒャーゲートから入りまずは席に座ろうとバックスタンド側へ
一般入場から30分後の12時ごろ、ちょうどお昼どき
スタグルの列がコンコースの半分くらいをとり、大混雑で全く前に進まず、、、
正直スタグルは心が折れました
初めてのスタグルなので食べたい人も多いのでしょう。
次回からは開門が早くなるなり、調理スタッフが増えるなり対応が取られることでしょう。
ゲートにスポンサーがついたりレジェンドの名前がついたりするのはたまにありますがスタンドやコンコースは初めて
びっくりしたポイントでした
スタグルが並んでいるとはいえ羽田朝一の便で来たのでお腹がすいていてとにかく回転が速そうなお店を見つけ買いました。
選手コラボグルメもあるようです。選んだのは「~笠柳選手イチオシ~スタミナ爆発!パワフルポキ丼」
スタジアムシティのロゴ入り容器。持ち手があって持ちやすい
続いてグッズショップ
こちらはサンフレやエスパルス、NPBの多くの球団と同じくFanaticsと提携したもの
ここのポイントはバスケチームの長崎ヴェルカと一緒になっていることです。
諫早にあったショップと雰囲気はほぼ同じですが、売られているグッズはFanaticsらしいものが並んでいました。
混雑しまくりでしたがレジの回転が速く、並んでもすぐ購入することができました。
各所にアルバイトらしきスタッフが立って担当する商品を紹介していましたが、そんなものもあるのか!!と吸い寄せられました。
帰り際には勝利時限定グッズの紹介もされており、これまた多くの人が帰路ではなくショップへの道を進んでいました。
気になるスタジアムの作り
先ほどホテルがバックスタンドになっていると書きましたがこんな感じ
屋根の上に建物が続いているけどさすがにこれは初めてだ、、、
高木さんがボカのホームスタジアム「ラ・ボンボネーラ」に似ていると述べていましたが納得しました。
約2万人と決してキャパは大きくないけど、それ以上の圧迫感がありそうです。
迫り出すしている中にホテルのフロントもあるらしく、ピッチを眺められる仕様。
客室からも見えるよう屋根は骨組み以外は透明です。
選手ベンチはスタンドに埋め込まれており、ゴールのときには横にある階段を降りなければなりません。
監督は1試合丸ごと座ることはできず、原則1人しかエリアに出てきてはいけないためコーチとの会話もしづらそう。
アップエリアがメイン側コーナー付近スタンドの切れ目に設定されてベンチと離れていたので選手も試合開始直後しか使っておらず。
ここは正直がっかりポイントです。今治の里山スタジアムのようにはならなかったのか、、、
ただメインスタンドに座る人からするとまた違った感想になるかもしれません。今度はメインのチケットを狙います。
試合後時間をつぶしてからのんびり帰ろうと、入ったときとは逆側にふらっと寄ってみるとチケットなくてもここまで入れるよう
ソファーがあるバラエティシートとして運用されてる場所のようですが、この時も数人ピッチを眺めていました。
これが無料だと!!?
ピースウイングは無料開放日がありスタンドの一部に自由に入れる日がありますが。またこれもすごいなと思いました。
選手との心理的距離が近いスタジアム
席についてすぐ選手スタッフがスタジアム入り!!
バックスタンド側からピッチを通ってメインスタンドのロッカーへ向かいます。
バス待ちがゴール裏からできる仕様
スタジアムDJのアナウンスからビジョンを見ていたら明らかに通用口とかではなく選手が見えてからはスタジアムがドッと沸き上がりました。次の試合からはより多くの人がスタンドから選手を迎え入れるでしょう。
そもそも選手はスタジアムシティホテルに泊まっているのでしょうか。前泊が場所がスタジアムだとしたらおもしろい
やはりピッチは近いです。
さすがサッカー専用スタジアム
後半には3点目を決めたマルコス選手、4点目を決めた笠柳選手共にゴール裏のサポーターと喜びを分かち合いました
笠柳選手にいたっては柵に飛び乗るゴールセレブレーション
素晴らしい1枚が撮れたし、新スタジアムを象徴する新聞の1面を飾るような歴史的なシーンとなりました。
個人的にはビジョンが柵に張り付いてるのがいいと思いました。
ライン際が見えないとかボールボーイがどうするか困るとかがない ピッチから◯m!とは言っても、ビジョンが間にあるだけで距離感があります。
多くのスタジアムでは選手のラウンド後に片づけるゴールを試合終了の笛後すぐスタッフが作業に取り掛かりました。
勝った日は特にゴールがあるとないとじゃ違いますね
近いのは選手だけではありません
ヴィヴィくんも近いです。
新調したてのスマホカメラの性能も相まっていい写真が撮れました。
本領発揮はここから
アリーナとスタジアムは開業してもスタジアムシティのグランドオープンはもう少し先です
ショッピングモールができればさらに人が集まるでしょう。
先ほどの開放ゾーンから中を見て試合を見たいという人も出てくるでしょう。
オフィスがオープンすると毎日スタジアムシティを利用する人が多く出てきて日常にさらに溶け込みます。
試合の運営のアルバイトらしき学生も多く見ました。
今回は杮落しということで行きましたが、
スタジアムシティ全体が開業した後や試合のない日にこそピーススタジアム(スタジアムシティ)の本領が発揮されると思います。
試合後にはフードホールに寄りました。
試合終了ご2時間ほど空いているということでお腹はすいているし、新スタだけのために長崎に来たのでなんとしても楽しもうと思いました。
注文は全店舗同じセルフオーダー機ででき、噂によるとスタジアムシティのアプリからも今後モバイルオーダーできるようになるとか
ネット関係のトラブルはありましたが、注文は簡単
メニューに写真がないのがちょっと残念でしたが使いやすく
商品もすぐGETできました。
ほぼフードコートという感じ
せっかくなので長崎名物を、、、
まさかのここからもスタジアムビュー
素晴らしい
街とクラブとサポーター
サッカー専用スタジアムが日本に続々とできていくに従って、ピッチが近いこと自体は当たり前になっていきます。
その中でどのような特徴が出てくるのか
クラブやサポーターの目指す姿はあるでしょうし、新スタになり現れた目の前の課題を解決した後の副産物が特徴になることもあるでしょう。
今は真ん中の数ブロックだけ自由席でパイフラも真ん中だけ
端の方は座ってる人も多い
でもそれで大丈夫
このスタジアムで試合を重ねればトラスタのときとは比べ物にならないほど着実にファンは増えます。
そのための努力は惜しんじゃいけないけど、努力に対してしっかりと結果が出るのが街中のサッカー専用スタジアム。
毎試合毎試合変わっていくゴール裏とスタジアムの雰囲気
同様に街も変わっていきます。これだけの施設があれば人の流れは変わり、人が集まる場所が増えます。
試合後に写真を撮りに川の向こう岸に渡ると川沿いのランニング中の人が足を止めて写真を撮っていました。
今は目新しくてもここから当たり前になると想像もしていない街の姿が待っているかもしれません
杮落しに行ったサポーターは次の試合も
長崎の方はまず一度
他チームのサポーターは最新のスタジアムを味わいに
ぜひ長崎スタジアムシティに訪れましょう。
最後になりますが
長崎の皆様スタジアムシティ完成おめでとうございます
サンフレサポとしては同年にピースを名に持つ2つのスタジアムができたことが嬉しいです。
ここでも多くのゴールが生まれて、平和発信・地域交流の拠点となりますように願っています。