【ACL2シドニー遠征vol.1】~出発編~サンフレッチェが世界へ連れて行ってくれる
今回は初めての海外旅行
ACL2でサンフレッチェを応援しにシドニーに行ってきたので、その様子をまとめていきます。
まずはvol.1として、日本を出国してからフライト・到着したところまでです。
出国
できればホテル代を1泊分お金を節約できる深夜便を使おうと思っていましたが、早朝7時前テイクオフの便を使うことに。
早朝発とは言え、羽田からシドニーまで10時間弱のフライトと2時間の時差を考えれば、到着したらディナーの時間。初日は夜の街を楽しもうと思っていたところ、スケジュールが2時間後ろ倒しになり、到着しても何もできないという事態。羽田空港に到着する前から国際線の洗礼を受けます。
年間20本以上国内線を乗っていますが、数時間単位のスケジュール変更はANAのシステム障害で手荷物預けとチェックインがやり直しになって以来。
まあフライトが中止になったり、半日遅れたりということがないだけマシですが、、これから先そういうトラブルがあると思えば恐ろしいですね。
さてフライトが後ろ倒しになったので平和島温泉の予約を取り消し、家で寝て電車で向かいます。国内線だと朝の羽田は出発1時間前についてれば楽勝ですが、国際線は少なくとも2時間前ということで、国際線初心者なのでそれに従って空港に到着。
いつもは通りすぎる第3ターミナル駅で下車し、慣れない道を進みます。
手続き
フライト前日にオンラインチェックインの案内がメールできていたので済ませておきました。国内線の保安検査で確認されるようなことにチェックを入れ、搭乗券(QRコード)を発行。
HISで飛行機は予約して、チェックインカウンターでチェックインしてください!!と書いてあったけど、ある程度の英語ができればわざわざカウンターに行く必要はなさそうでした。とはいえ海外旅行なので預ける荷物があります。チェックインもできる?機械で荷物預け用のバーコードを発行(これも国内線ANAとほぼ同じ)、利用したQantas航空は日本語対応で楽勝でした。
あとはそのバーコードを荷物に付け、カウンターに持って行き重さを測って預けるだけ。簡単!!!
保安検査・出国審査
続いて国内線とほぼ同じ保安検査を通過。
荷物をトレーに入れ、上着があればそれも一緒に機械を通します。
その後出国審査、日本人は1つの機械にパスポートをかざし顔認証するだけ。
ここまでで10分もかからず、空港に到着してカウンターで並んだ時間も含めて30分もかかっていません。
フライト
保安検査を通り過ぎた後に給水スポットがあるから、空のペットボトルを持って行くと待つ間乗ってる間安心ということで実践。
飲み物は基本的に保安検査で回収されるので、フライトまでの時間とフライト中の飲みものを確保。
フライトまで1時間半ほどあるので充電しながら横になれる場所でくつろぎ、搭乗口に向かいました。スタジアムで見たことのあるサンフレサポも複数人いて少しそれだけで安心。
さて、初海外
自分は国内旅行が好きで、サンフレッチェ関係なく色々な場所に旅行しているのですが、なにをするわけでもなく景色を眺めたり、知らない道を歩くだけで楽しめる人間です。国内の行きたい場所が無限にあり、わざわざ海外に行かなくてもいいかな~と思ってたくらいなので、おそらくサンフレッチェがなければ大学生のうちに海外に行くことはなかったと思います。
それでも中高生のときにエディスタに来た海外チームとの試合を見たり、普段一緒にサンフレを見る仲間が前回出場時にアウェーに行っていたり、大学の友達がACL決勝でUAEに行ったり、W杯でカタール、CWCでサウジに行ったりと刺激を受けていたので、サンフレの海外での試合は絶対行こうと決めていました。
いつも通り搭乗し、扉が閉まってもまさかの隣がいない!!
しかも一席空けた隣は日本人で、10時間フライトの勝利が確定しました。
国際線と言えば、エンタメが豊富なこと。あの新作映画も無料です。"Civil War"は待ちきれず映画館で観ましたが、もう1本リストアップしていた"The way my way"を見ます。
「カミーノ」と呼ばれるサンティアゴ大聖堂巡礼についての映画で、ちょうどバ先の院生の先輩が興味あると話していたのでこの映画をチェックしていました。
カトリックに関する宗教的なテーマですが、キリスト教観に疎い日本人でも分かりやすい、頑固ジジイの旅路と会話を重ねるごとに移り変わる心情を描いた作品でした。おすすめです。
映画を見ながら落ち着いたころに朝食が!
2食付いてることは聞いてましたが、飛行が安定して落ち着いた11時過ぎに案内がありました。
トマトソース添えオムレツとジャム入りのパイ風パン、ブルガリアヨーグルト
和食もあったっぽいですが、せっかくなので海外っぽいのを選びました。まあ可もなく不可もなくおいしかったです。
ごはんを食べ終え、殻を回収されるとすぐ入国審査カードが配られました。
入国審査くらいわかるだろうwとなんの準備もせず、飛行機にのりましたが色々持ち込みが厳しいオーストラリア
普段、遠征に痛み止めを持ち歩いているものの、medicineは申告が必要らしくチェックを入れました。
1つでもチェックがあれば、No declaration ゲートを通れないのでめんどくさいことに
しかも"Occupation"の意味が分からず多分職業だろうな~とは思いながらも間違ったことはかけないので到着後すぐ調べました。(しっかり勉強しましょう)
朝食のあとはSnack(断りました)バナナ(断りました)アイス(もらいました)が続々と出てきてドリンクサービスも2回ほどあり、かなりのホスピタリティでびっくり。
片道4.5万なので、めちゃくちゃ安いのにこれはかなりの満足度。変な客も隣に人もおらず本当に快適。
寝る時間でもないので映画のリストを眺めていると"Moneyball"があったので見る事に統計を用いてチーム構築をしようとするMLBのドキュメンタリー映画
聞いたことあるけど見たことのない映画だった。新鮮味がなかったので少し眠い映画でしたが、スポーツ好きにとってはおもしろみがありました。
2本目の映画を見終わったときに思いましたフライト長すぎ
普段羽田広島間100分で今回の羽田シドニー間のフライトが10時間
南半球は伊達じゃないな~とここにきて思いました。
コロナ禍では夜行バスがめっちゃ安かったのでよく乗りましたが、SA・PAで一回降りて体を伸ばせるだけでもかなり楽だったんだなと気づきました。
それに寒いしめっちゃ乾燥する。自分はパーカーを着てるのに、通路を挟んだ隣の外国人は肩の出た真夏の恰好をしてる。こればっかりは意味が分かりませんでした。
暇だけど何本も映画を見続けるのもしんどいのでぼーっとしていると、4時頃に食事の案内が突然来ます。日本語の案内はありますが、日本人ではないみたいでよくわかりません。こういう英語は聞き取れないもんですね、慣れないと
まあなんとなくChicken or Beef or pasta(vegetarian)でした。
オーストラリアだし、OZ beefを食べたいと思いましたが、
なくなってしまいchickenを選択。醤油ベースの味付けで和を感じました。
あとはご飯とめっちゃ潰れたパンとブラウニー(がきれてTim Tam)
それでも時間があるので映画"THE DEEP END OF THE OCEAN"を見ました。
幼いころに誘拐された子どもと10年後くらいに再会するという1990年代の名作らしいですが、誘拐されてから本来であれば幸せな描写も切なく見え、真綿で締められるように苦しい気持ちになりました。終わり方があまり好きではなかったですが、一度は見るべき作品だと思います。
そうこうしていると、飛行機は着陸しました。
10時間長かった、、、
次のロングフライトではビジネスクラスに乗るべくしっかり働きたいと思います。
入国審査
飛行機を降りて免税店の数々を通り抜けると(空港の作りは伊丹みたいな感じ?)、KIOSKと呼ばれる機械にパスポート通して何個か質問すればok
そのまま預け荷物を受け取りにターンテーブルへ
これが本当にすぐに出てきて、岩国空港より早い
次は荷物を持ったまま税関(兼検疫)へ
上述の通りmedicine諸々持ってるよ~にチェックを入れた入国カードを渡す。「日本人?薬でしょ?いいよ〜」と一瞬で通過
No declarationな方々は別レーンで荷物を持ったまま保安検査で通るようなゲートを通過。そっちよりも早く終えるというガバガバさもあり、着陸から30分足らず、飛行機を降りて15分ほどで入国審査諸々を脱出!!
空港のATMで三井住友OliveでAUD100.00現金下ろす
レートは手数料込々でAUD1.00=JPY116.46
多分高いけど、そこらへんは初海外なので勉強代と思いながらスルー
そのまま建物の外に出ればシドニー感あふれるモニュメントとかフォトスポットがあったらしいですが、何も考えず駅へ。
電車に乗ってホテルへ
電車(Train)は全部2階式?で車両の雰囲気は東京モノレールみたいな感じ。
ホテルはチェックイン時間を過ぎているため暗証番号を教えてもらい部屋へ
個室シャワートイレ共用3泊で5.7万円
日本だと考えられませんが、試合もあり夜も街を歩く気満々だったのでドミトリーは除外した結果です。
ちみにドミトリー見た感じ相場は1泊8000円~でした
部屋は十分広い!!
洗面台も冷蔵庫、デスクもある!!
ということで、vol.1~出発編~はここまでです
vol.2は時系列は前後しますがメインイベントの試合について書いていきたいと思います。