自粛期間ハッスルしすぎな三十路さん[1]
日本で海がない県8つのうちの1つ、埼玉で実家が寿司屋を営んでおります、ゆきえです。
年末年始は休みなく、文字通り休憩すらほとんどとらずに両親は働いていました。小さい頃はお手伝いとして、忘年会・新年会で宴会会場をひたすら準備して片付手をくり返し、駅伝を見ながら箸袋に割り箸をひたすら詰めたり、お吸い物をお客さんの人数分数えて出前の寿司のラップの上に乗せたり。
大学生になってからも、アルバイト先で年末年始は働きまくっていました。天下のディズニーランドと、当時大学生の憧れアルバイトNo. 1のスターバックス。どっちか終わったら、どっちかに向かう、その繰り返し。
所属をさせてもらい芸人となってからも、数年はスターバックスを続けていたし、他にも年中無休みたいなとこでアルバイトをしていたので年末年始は、働くものという固定概念しかない。
(年末年始は舞台って言えないの辛すぎっ)
元旦もですがお盆も然り。
芸人で友達がほぼいないので、(ぼる塾の田辺さんと酒寄さん以外まじでいない)飲み行ったりご飯誘われたりもなし。バイトまみれ。
そりゃそうです、お笑いでの人気はゼロ、定職つかず、彼氏もおらず、不安でしかない。
バイトバイトバイトするしかない。
盆も正月もGWも、普段の生活と変わらないそんな日々
寝てたって、バイトに間に合わないとかバイトが早送りのように忙しいとか、ライブの出番直前に何故か新ネタを覚えなきゃいけない事態になりおしっこ漏らしそうなくらい焦ってる夢を見たり。
そんな寝ても覚めてもマグロのように動く生活の中、コロナで緊急事態宣言がかかり、いつ終わるかわからない自粛生活を送ることに。
最初の2週間ははっするした
2日間丸々起きて半日寝る、という生活をしていました。
はっするはっする
三十路がはっする!
世間は大変なことになっていましたが、私1人でも外に出なければ医療従事者の方々に迷惑をかけることはありません。よっしゃならば籠城じゃ籠城じゃ!!
不幸中の幸いは、夏前だったこと。こんなに家に籠っててクーラーガンガンつけていたら、電気代でコロナより先に殺されるとこだった。
せっかくのこの自粛。籠城期間で少しでも何か得なくては・・籠城中パワーアップして、自粛明けたら即特攻だ!!!
でもまずは、まずは最初楽しんだるか
(爆裂不安だったんや)
よっしゃまずはバナナフィッシュを見直してやるぜ!どんどんぱふぱふー!
21話くらいまでいくと、辛くて辛くて1〜21・22話まで見ることを5周近く繰り返し、やっと最後を見て号泣
(バナナフィッシュは大好きなんだけど好きすぎて何回も見れないの、色々持ってかれるのよ)
バナナフィッシュ3周目からは、イラストの上達も平行して行ったったるぜぃ
どんどんぱふー
絵の上達のため、ひたすら描きたい身体の部位を画像検索したり、自分がそのポーズをとり自分の身体を写真に撮りまくって何十時間も絵をひたすら描いた
結果コロナ中ずっと描いてたから実際めちゃくちゃ上達した
もちろんアニメ見てお絵描きしてるわけにいかない、よしっ英会話も覚えよう!NYに行って、アッシュたちに出会っても何も話せないんじゃ、気持ち伝わらずそこで終わりだ。どんぱふっー
単語帳を作り、トイレに覚えられない単語を貼り、CDを流してリスニングも
ああ、バナナフィッシュはとりあえず満足した。でも何か平行していないと不安だ
そうだ小説だ、かねてからあっためていた小説を応募しよう!!ぱふっっ
資料をできる限り細かく調べ、設定を練る。
大体ここらへんで2週間
コトッと、はっする充電が切れた
継続っっ
今日の一言