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小春六花さんMMD🎸ギター画像が作れるようになった話
今日は、小春六花さんにMMDでギターを弾いてほしくて作業していきます。
果たして、弾いてもらうことはできるのか!?
(結論:あまりうまくはできませんでした…)
はじめに先祖ありき
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参考になる過去データがあれば、どんどん使い回していきます。
逆に言うと、今日の作業は明日以降に使い回す為に作ります。
上記画像は、先日、花隈千冬さんに6弦ベースを弾いてもらった時のMMD。
これも、かつて制作した重音テトさん・デフォ子さんのギターMMDからの転用であり、脈々と受け継がれていくのです。
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使い回すためにモーションを保存
全フレームの5-500フレームを選択して、モーションを保存しました。これが下準備です。これを六花さんにあてがって、使えたらOKという算段。
六花さんとテレキャスJr登場!
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今回、ギターを弾いていただく六花さんと、弾かれてもらう側のテレキャスターJrさんを読み込みました。
ギターは、公式イラストからインスピレーションを得てテレキャスとし、いつも楽器アクセサリーをお借りしているkaz様(paperguitar.com)から探しました。新しいテレキャスJrのPMXがあったので、ダウンロードさせていただきました。
上記画像というのは、テレキャスのPMXを六花さんの楽器本体を親とする外親登録までした段階の状態です。
日頃は、x(アクセサリー)の楽器を使うことが多いです。
しかし今回は、PMX(モデル)での楽器という、ちょっといつもと違う状況。
このように、イレギュラーはボカロPをやっている限りつきまとうので、少しでも使い回せるところは使い回し、普段と違う挙動となった時に素早く対応できるように心構えしておこうというのが、ちょっぴり重要かと思います☆彡(テストに出ます!w)
モーションを読み込んだだけで相当弾いてくれた!
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楽器モーションを読んだ後、自分的に気になるのは
・手首
・楽器の位置
・ストラップ
で、場合によっては大幅な修正が必要となります。
しかし今回、そのあたりは軽微な修正で良さそうでホッとしています。
上記画像は画像だけですが、実際の作業画面では動画としてもまずまずの出来に弾いてくれています。
しかし、左腕がまずい。
静止画では、あまり問題ありませんが、連続でみると、ビグンビグンッと奇妙な挙動をしています。
多分、腕IKと胴体、ギターの位置関係により、腕が狭い思いをしたりしている。その為、居られる場所を探して彷徨い、ビグンビグンしてしまうというわけでしょう。あたかも、都会で居場所を求めてさすらう孤独な現代人といった様相であります(←何を言っているのか)。
あと作業メモ:コピペできなかった
今回は、事前にモーション保存、そしてそのモーションを読み込む、ということをしました。
これって作業的には、MMDを多重起動すれば、片方からコピー、もう一方にペーストで、できそうな気もします。
しかし今回はペーストできなかったのでメモしておきます。
それができまくれば、ある意味モーションをあまり保存しなくて済む可能性もあるなと思ってのトライでした。
お直し①ストラップ
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ストラップの位置が大きくずれているのがわかりますでしょうか。
まずはこれを直します。
ストラップというよりケーブルが彷徨える難民だった
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今回、ギターストラップには、ストラップPlusというものを採用していました。これは千冬さんの時とは違うもの。だから前回は気づきませんでしたが、今回は、ストラップについたワイヤレスシステムのようなものからケーブルが長くあらわになっています。
これは、どこにいけばいいのか。多分ギターにさされば良いと思います。しかし、ギターにはギターでもう刺さっている。
行き場を失ってしまったケーブル。またも都会を彷徨い歩く難民が一人増えてしまいました。
おそらく、ギターモデルはkazさんが気を利かせて最初からケーブルが刺さっている状態なのではないか。
そしてそれとは別にストラップplus、これにもケーブルがあることによって競合してしまったと。こういうことなのではないかと推測します。
あまり難しく考えていると、私自身が誰よりも難民になってしまうので、適当になんとかします。
リア側strapButton2を直していく
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ケーブルは裾に隠しましたw
そして、ストラップというと、上、そして下の位置を調整することになりますが、まず下からやります。
画像で、赤・緑・青の線が出ています。
これを参考に、ストラップの下側(strapButton2というボーン)を、ギターのストラップホルダーに近づけていくという作業です。
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ホルダーにイイ感じに合わせることができました。
動いて弾いている時もイイ感じであり続けてほしいところです。
ボーンは保存も重要。せっかくいい場所を見つけても、保存しないと、次のフレームに移動した瞬間に努力が水の泡です。
あとこれ、ギターと干渉しているところがあります。X・Y・Zの位置はいいけれども、回転も調整しないと、このButtonから次のボーンへいくまでの途中の部分であるベルトがこのように干渉したりするというやつです。
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Y軸をちょいと回転させてあげると、この干渉が修正できました。わずかな違いが、おわかりいただけますでしょうか?
常日頃の作業のあるあるなんですけど…
X軸・Y軸・Z軸のどれを回転させれば、これができるか、ということを私はいちいち知っていません。
直観です。今回も一発でY軸で正解でした。
しかし、もし違っていたら、全部回してみて、ダメだったらやり直し、ダメだったら違う方法を考える。それだけです。
どれもやってみて、一番いいやつを採用する。
DTMでも同じです。
音色、リズムなど色々試した上で、自分で一番気に入ったやつを採用するし、それが、視聴してもらう上で提供するものとしても一番気に入っていただける可能性も高いのではないかと思っています。
その、「これが良かったよ」を探して提供するのがMMDTMerとしての仕事なのではないかとすら思っています。そうすれば、自分でやりたくても難しいという方にとっても時短になるじゃないですか。WIN-WINじゃないですか。
しかし全部の可能性を試している時間があるわけでもないので、一発でうまくいったり、やるたびに時間を短縮できるならそれに越したことはありません。
ヘッド側strapButton1を調整
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次はギターの上側のストラップ位置を調整します。
左手とギターが混ざっててやばい、というのもあると思います。もちろんです。しかし同時にあれもこれもできないので、順番にです。
左手よりも先に、上側のストラップです。
次は肩を合わせていく
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ギターの上側ストラップを合わせることができました。
それでちょっと引きで見てみると、肩にかかっているべきストラップが、体から生えているかのような状況であることがわかります。
ストラップが肩にあたる部分を上にもちあげたほうがよさそうですね。
ストラップひとつとっても、たくさんのボーンがあるので、難民になりやすいと思います。ストラップだけで、十分に挫折できると思います。
しかし、ボーンを選択すれば赤青緑の線が出ます。それで、正しいボーンを選択すればやりやすいです。また、違ったら違うのを選んでいけば良い話です。そして、間違って動かしてしまったら、Ctrl+Zで戻せます。
ここでは、s_shoulderというボーンを動かします。
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肩部分の位置はよくなりました。しかし、角度がダメです。体にグサッと刺さっているような角度です。
別に私はこれでもいいんです。このくらいで切り上げて、演奏動画を書き出し、用意してあった音源と合わせて投稿することもできます。
しかし、スラムダンクでかつてこういう場面がありました。
「ダメだダメだぁっ!距離がずれるのはいいが、横にずれるのはダメだぁっ!」
これは、桜木軍団の仲間たちが、主人公・桜木花道の合宿シュートを手伝っている場面でかける言葉です(うろ覚えです)。この後に、安西監督に対して「だったよな?親父?」と確認も怠りません。
どういうことなのか??
バスケットボールのシュートというものは、横にずれていては話にならないということです。
距離がずれるのは、まだマシです。
縦方向の距離感覚というのは、シュートを放つ人間からしたら、正確に把握できるものではないからです。
しかし、把握しやすい左右位置がずれるようなシュートを放ってしまうようでは、入るわけがないのです。
こう左右位置があるとするじゃないですか。
0 1 2 3 4 5 6 7 8
これで、真ん中の4がゴールだとします。
この時、放ったシュートが0とか7とかに向かってたら、入るわけがないからダメだダメだぁっというわけです。
なぜ今この話をするのか??
ただ単に、ずれててダメだなと思っていたらふと脳裏に浮かびあがったから。ただそれだけです。ダメだダメだぁっ!
まあでも、バスケって私の重要スキルなんです。
本業の一つである配達、これにも超役立っています。
シュートというのは、届けきること。
配達で、届けきることができないと、仕事が終わりません。
配達はある意味、プロバスケットボールだと思っています。
そして、MMDでもDTMでも、私は、視聴してくださる方に、「届けきる」ことができているか?できていないのだとしたら、それは、バスケの時にシュートをおざなりにしていたからなのではないか?
そんなことを思ったりするわけです。
びんぼっちゃま

さて。そんなことを長々と考え、わざわざ文字にしている間に、肩の角度がだいたい気に入りました。ここはなかなか難しかったです。
XYZそれぞれ、位置・角度を少しずつ調整していい場所を探りました。
これで表向きは良いように見えます。
問題は後ろ側です。

おわかりいただけますでしょうか?
後ろ側はまだ調整が必要な感じです。
別にいいんです。私はこれでも。
後ろを映さずにいれば、使うこともできるでしょう。
しかしどうですか。
表向きだけを繕い、後ろ側は裸。
そんな、「おぼっちゃまくん」に登場する、貧ぼっちゃまのようではありませんか。
「落ちぶれてすまん」じゃないですか。
ごぞんじないかもしれません。
検索してみると楽しいですよ。
スラムダンク、おぼっちゃまくん、ときました。
31P48は、だいたいのことを漫画で教わってきました。
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などと言いながらも、s_back1、s_back2という2つのボーンを慎重に動かし、後ろも良くなりました。
おめでとう六花さん!これで貧ぼっちゃま卒業だ!(←違う)
これでストラップもOKとします。
動いてみたらずれるかもしれないけど。
その場合は、あちらをたてればこちらがたたずです。(←どゆこと)
お直し②左腕がねじれているのを修正していく
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ここまで、ストラップだけでも多岐に渡る作業だったというのがおわかりいただけますでしょうか。
しかし、腕もなんとかしなくては、投稿など夢のまた夢。
そうは思いませぬか。
MMDとは、果てしない旅なのであります。
右腕もギターにめりこんでますけど、今は左腕を考えましょう。
ボーンを見て、過去の自分が何を思っていたのかに思いを馳せます。
すると、楽器指板で汎用的な動きを作り、各人の調整は左操作で行ってほしい。そのような指示が垣間見えるかのようです。
左操作を調整して少し良くなった

モデルによって体格が違ったりします。違ったりしますというか違います。
小柄な千冬さんのモーションでは六花さんにはいささか窮屈だったかもしれません。
左操作ボーンを調整して、少し良くなりました。
しかし、この角度から見ると良いけど、逆からみるとまたねじれはあります。それは多分違うボーンを操作しないといけません。
また、親指がギターにめりこんでいる。
あと、千冬さんの時はベースを想定したいので、今回はギターということで人差し指をセーハ気味にした方が良い。
パンドラの箱を開けてしまいました
暗礁に乗り上げてしまいました。
これでは、今日終われるかわからない。
しかし、そんな時こそ、メモすることで次回の役に立つ。

左腕IKは2段に多段化しています。
この時、おそらく、「左腕・左ひじ」などの元々あったボーンはもう使えない。新しく増えた「左腕+」などを使わないといけないんだと思います。
それを破ってしまったが為に…

クリーチャーのような形になります。
問題なのは、これら、「左ひじ」などのボーンにキーフレームが入らないこと。つまり、保存されていないてい。
なのに、実際は保存されています。フレームを変えても、最後においた場所を記録しています。これが、あまりよろしくない。
こういうことになるから、使うなよ、と言われていると思います。
思います、というのは、ちゃんと確認してないからなんですが。
しかし実際、このようなまずいことになっている。
(※その後確認し、使えないと言われているのは肩Pボーンで、肩+の使用が奨励されていることを把握。腕・ひじについては、タブーになっているわけではないかも。けれど実際こういう状況でした)
直すにも直しがたい状況。
さっき、保存して違うファイルにしようと思ったんだよな。
でもしませんでした。
それにより、まさかこんな事態に陥るとは。
まあ仕方がないので、この状態で別名保存したファイルで続きをやります。
ダメだった記録。だが撮れ高はあった
今回、長々と挑戦してきましたが、結論としてはダメでした。
これを次回以降に役立てたいです。
ダメデータを、繰り返さない材料にしたいです。
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前項までで、「まずい状態」ということには気づきました。
それでも、「1フレームずつ手を加えればいける」と、修羅な道を力技で歩もうとしました。
それが、「想像以上にまずかった」ので、今回はここで一旦断念する方向に舵を切ります。
なにが、想像以上にまずいか。
上記画像、100フレーム目を表しています。
ここ、一度直したんです。
そして、102フレーム目を次に直しています。
102フレーム目は直りました。
その状態で100フレーム目に戻ってくると、新たにダメになっているのです。
これはつまり、完成しないという状態です。終わらない。終われない。
ほとんど進むこともできない。
敗因はなんであったか
敗因はこの私。選手たちは精いっぱいやった。最高の仕事をした。
スラムダンクの田岡監督を思い出します。
やりたいこと、単純だと思っていたんです。
でもこんなに大変。
花隈千冬さんモデルと同じように楽器演奏用プラグインの設定をした小春六花さんモデルで、千冬さんモーションを読んで、まずい状態になってしまった。
読み込んだ直後からの懸念であったビグンビグンを最後まで攻略できなかった。
ストラップモデル、ギターがPMXという若干の違いはあった。
これはクリティカルだろうか?
むしろこれらは、六花さんモデルの動きには関連しないと思う。だから少し違うけどやった。
これを繰り返さない為に、また、六花さんに演奏してもらうことを実現するに、どうしたら良いか?
いままで、楽器演奏用プラグインの設定は何通りも試してきています。
その中で暫定と思える設定をしての今回の結果です。
違う設定を試す。こうなると思います。
モデルによって設定を変えなければならない?
すると、モーションがモデルを変えては使い回せないことがある?
今この状態です。
簡単にできることならば、今頃たくさんのキャラに演奏をしていただいているのですが、実際この現実なので、演奏動画を諦めることになっても不思議ではありません…
ですが、使える画像をいくつか出せるはず。それを編集して、ひとつ動画を作ります。
そして、演奏動画をもし諦めるなら、それはそれで、修羅の道をやめて大きく時間ができることになるかもしれない。自分にできる範囲の簡単な内容で動画を作るようになれば、効率化になるかもしれない。
プラスに考えて今回の挑戦を終えたいと思います。

ほら、ギターを持ってるポーズ画像ならいくらでも書き出せるpmmファイルができたわけなのですから、大きな前進です。前向きにいきます。