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上品な振舞いと気遣い~レジ編~
レジに並ぶ〜お会計 のときに使える、上品な振舞いや気遣いを、場面ごとに、具体的に紹介しています。
本屋、服屋、花屋、コンビニなど、全世界どこでも使えます。
どんな人の役に立つ記事?
・上品な振舞いや気遣いの仕草などを、具体的に知りたい
・育ちがよく見える仕草を、具体的に知りたい
・上品な仕草をいろいろ実施しているが、最近マンネリ化してきたため、ディープなものを知りたい
・なぜ、上品に見えるのか、まで詳しく知りたい
この記事では、場面ごとに、具体的な身振り手振りを、紹介しています。
また、できる限り、上品に見える理由も書いています。
さっそく、場面ごとの具体的な気遣いと振舞い
1.レジに並んでいるとき
買う商品を両手で包み、顎をひいて並ぶ
レジに並んでいるとき、スマホを操作し、片足重心、首は曲がって待っていませんか?
まだレジが始まっていないときこそ、周りと差がつく上品な振舞いができる瞬間。
買う商品を両手で包み、胸のあたりで持ちます。
顎を引いて足を閉じ、口角を少し上げて、これから始まるお会計のひと時を、静かに待ちましょう。
こういう風に、何かを真剣に待っている仕草は上品に見えます。
2.自分の順番が回ってきたとき
レジの人(店員)が、こちらに顔を向けてから進む
はい、前の人の会計が終わり、自分の順番が回ってきました。
後ろの人を待たせないように、間髪入れずに、早歩きでレジへ向かう!
ではありません。
レジを打っていた店員が、「次の方どうぞ」と、言おうと顔をあげて、自分と目を合わそうとする仕草をし始めたら、早歩きでレジへ向かいましょう。
お客さんがいなくなったからといって、レジの人が、前の人の会計処理を完了しているとは、限りません。
おつりをしまったり、メモしたりと、急いで何かを処理している可能性があります。
レジの人を、必要以上にせかさないようにするために、お会計とお会計の間に、一度、間(マ)を作ってあげます。
これにより、レジの人が、お客様(私)に向き合う余裕が生まれ、「この人、なんか上品だな」と思われる時間が作られます。
※もちろん、自動精算機などで、明らかに前の人がいなくなったら、間髪入れずにレジへ向かっていいと思います。
3.商品をレジに置くとき
バーコードを、店員へ向ける
レジに並んでいる間に、買う商品のバーコードの位置を確認しておきます。
これは、店員さんのお手間を最小限にするための気遣いです。
買う商品をレジに並べるときは、バーコードが上面になるように、さっと並べます。
4.レジの人との会話のとき
店員が発言し終わってから、返事をする
店員が、何を聞きたいか予測できたとき、食い気味に返事をしていませんか?
例えば、「袋はご利用でしょうか?」と、店員が聞こうとしているとき。
「袋・・・」と、店員が言い始めたら「持っていますので、大丈夫です。」と、店員が発言を最後まで言いきる前に、返事をしていませんか?
同じように、「ポイントカードをお持ちでしょうか?」と、店員が聞こうとしているとき。
「ポイントカ・・・」と、店員が言い始めたら、「持っていないです。」と、食い気味に返事をしてしまっていませんか?
もちろん、できるだけ最小限の時間でお会計を終わらせる配慮は、店員にとっても、自分にとっても嬉しいことかもしれません。しかし、やりすぎは上品でないように感じます。
店員が、「ポイントカードをお持ちでしょうか?」と、文章をすべて言い終わってから、「いいえ、持っておりません。」と、答えると、ぐっと印象が変わります。
これも先ほどの仕草と同様、店員が私に向き合う時間と、私が店員に向き合う時間が生まれ、上品だと気付かれる時間が生まれるからだと思います。
5.ポイントカードやアプリの登録を断るとき
「また今度にします^^」という
店員の提案を断るとき、「また今度にします^^」など、前向きな言葉に変換して言うと、双方、ほっこりとその場を終えることができます。
ポイントは、明るくいうこと。
仮に、「いらないです」などと、否定的な表現をせざるを得ないときも、明るく元気に言うと、不思議と残念な気持ちになりません。
6.店員がレジの操作をしているとき
少し口角をあげ、半歩下がって待つ
まず、口角をあげることで、威圧感が減ります。
そして、半歩下がることで、’私のこと待たせてますよ。早くしてくださいよ感’ が薄まり、さらに威圧感が減ります。
これにより、店員にも自分にも余裕が生まれます。
他にも、指をトントンやりながら待つ、店員の手元をジロジロみて待つことは、威圧感が強くなり、店員の余裕を奪い取る行為になるため、やめましょう。
7.お礼を言うとき
店員の目をみて、「ありがとう」と言う
目を見ることが難しい(ハードルが高い)場合は、店員に顔を向けるだけでもいいです。
相手の目を見ることによって、一瞬、自分と相手だけが向き合う時間が生まれ、上品に見えます。
最後に注意点
振舞いや気遣いを、相手に見せつけようと思わないこと
相手(今回の場合は店員)のためを思って実施する仕草を、いくつか紹介しました。ただし、けして相手に感謝されたくてやるわけではありません。
相手からの見返りを求めて、これらの仕草をやると、一気に下品な仕草になります。
気を付けてください。
今回紹介した振舞い、気遣いを実施し、自分のテンションが上がればいいな~、店員がなんかほっこりしてくれればいいな~、くらいの軽いノリでやってみてくださいね。
今回紹介した仕草は、どこのお会計の場面でも使えます。
とくに、こういう仕草をしている人が少なそうな、カジュアルなお店で使うと店員がなんかこの人上品だな、と感じてもらいやすいでしょう。
終わり