【ただの日記】家系ラーメンの魔力
僕は今日、昼ごはんに家系ラーメンを食べに行った。
そもそも、家系ラーメンとはなんぞや。と思う方のために僕なりの解説をしようと思う。
家系ラーメンとは、豚骨ラーメンにニンニクを入れ、それをおかずにご飯を食べる遊園地、
です!
はい。
栄養士が泣き叫ぶような恐ろしい食べ物がこの家系ラーメンだ。
これはヘルシーという言葉の対義語に位置する不健康な食べ物なのだ。
糖質をおかずに糖質を食べる。
デブまっしぐらである。
しかし、皮肉なことに爆発的にうまい。
(めっちゃ嫌い。と言う人も一定数いるが)
豚骨独特なガツンとくる味と白米がとっっても合うのだ。
ちなみに味も好みに変えられる。
・麺の硬さ
・味の濃さ
・脂の量
の三点を変えられる。
店員さんが注文をとる時に、「お好みはありますか?」と訊いてくるので、「硬め・濃いめ・多め」と呪文のように言えば、そのような味にしてくれる。
僕は「全部普通で!」が多い。
僕の場合、脂を多くすると1時間後動けなくなるから、全部普通にしている。
僕は大学時代の部活終わりに友達と一緒に週2でこれを食べに行っていた。
よく太らなかったなと思う。
あ、あと、忘れてはならない。
家系ラーメンには相棒がいるのだ。
そう、ニンニク。
ニンニクだ。
僕の場合、ニンニクをレンゲの三分のニ程入れる。結構多いと思う。大さじ1.5杯くらいか?
そうすると、ラーメンの味が爆発する。
食べてる途中、まじで至福の時間へと変わる。
ニンニクにより食欲が増し、ラーメンがさらに美味しく感じ、さらに海苔をスープに浸し、白米を巻いて食べれば、もうそれは犯罪級だ。
「お前を逮捕する」と言いたくなるくらいの。
食べてる途中はまじで幸せの一時を過ごせる。
天国に料理があったらこんな感じなのかと思わされる。
だが、幸せには代償もある。
食べた後に後悔がやってくる。
うっ、気持ち悪い。と僕は確定でなる。
これを打っている最中もお腹がやけに騒がしい。
そして、ニンニクを食べるということは、ニンニクと一日中一緒に過ごさなくてはいけなくなる。
ニンニクが勝手に口の中にホームステイしてくるのである。しかし、そのデメリットを差し引いても、食べる価値は実際あるのだ。
ちなみに、ニンニクへの対処法もないわけではない。
リンゴジュースを飲むという手段である。
リンゴジュースにはニンニクに退去命令を出す力があり、ニンニクを消し去ることができるとGoogle先生が仰っていた。
僕は若干ではあるが効果を感じた。
知らんけど。
めっちゃ効果あるよと実感している人はどれほどいるのだろうか。
まぁ僕の場合、リンゴジュースを飲める日は少ないため、呼吸をするたびにニンニクが顔を出す一日に変わる。
よって人と会う日は食べないが、一人だったとしても、食べたことを非常に後悔させられる。
だけど、食べちゃう。
あの暴力的な美味しさを求めて。
女性の人はあんま好きじゃないかもしれないけど、男性は結構好きなイメージがある。
もうみんな食べたことはあるだろうか。
そして、家系ラーメンと一括りに言っても、店によって味が違いすぎる。美味しい家系ラーメンを調べて、一回食べてみてほしい。