「色眼鏡」
という言葉がある。大辞林によると
① 色つきのガラス・プラスチックなどのレンズをはめた眼鏡。
② (比喩的に)先入観をもってものを見ること。
と書いてある。②の場合,偏ったものの見方,偏見という意味である。基本的にあまりいい意味ではない。
職業柄,「物理」に関する情報を毎日収集している。アンテナを立てて生活していると,いろんなところに物理が潜んでいることに気づく。そんな生活を続けていると,やがて目に変化が訪れてきた。
「なんでも物理に見えちゃう」
のである。歩いていても「作用反作用だなぁ〜」と考えたり,料理をしていて「土鍋は比熱が大きいな」とひとりごとを言ったり。。。これは,「物理」というフィルターを通して世の中を見ていることになるのかもしれない。物理という偏った見方をしているのかもしれない。
「色眼鏡」でなく「物理眼鏡」
とはいえ,物理法則というのはシャイなのでなかなか姿を見せてくれない。だけど見つけたときにはちょっとうれしくなる。
発見できたものを共有していきたいと思う。
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