海外留学でホームシックになる?
一人暮らしや海外留学をすると、
「ホームシックになった?」
よく他人から質問される。
この質問で、「ホーム」の定義を、家族、友達、まちというように、大きめに捉えると
Yes!である。
私の場合は家族が恋しいというより、
友達やまちが恋しいと強く思った。
そもそも留学をする前に、大学のある鹿児島で2年8カ月間、一人暮らしをしていたため、家族と離れて暮らす大変さも、楽さも存分に知っていた。
よって、家族が恋しいという思いはそこまで強くなかった。(今の時代いつでもラインで繋がれるしね!)
しかし、フランスに来てから2週間ぐらいが経った頃、
鹿児島が異常に恋しくなった。
自分の出身地である三重よりも、「鹿児島」がものすごく恋しくなったのだ。
具体的に言うと、
大学の友達、アルバイト先の仲間、大学の先生、頻繁に通い、アルバイトまでさせてもらっていた映画館のスタッフや常連さん……
皆さんに共通しているのは、よく一緒におしゃべりをしたこと!
おしゃべり好きな私は、鹿児島にいる大好きな人たちとおしゃべりをすることで、元気をチャージしていたのだと実感した。
また鹿児島の暖かい気候、晴れた日に甲突川にかかる橋を渡ると見える桜島も無性に恋しくなった。
ずっと自分のホームは三重だと感じていたが、
実は鹿児島も三重と同じくらい(いや、もっとかも)、ホームになっていると思う。
フランスに来て分かる。
鹿児島での生活がいかに楽しかったか。そして、鹿児島や鹿児島の人たちがいかに大好きか。
本当に三重を出て、鹿児島に行ってよかったなあ。