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どこでどうやって暮らそう

「将来、どこで何しようか。」

大学卒業後の人生に血迷っているので、常にこの疑問が私の頭に浮かんでいる。

今までは、
「世界中を股にかけて、国境にとらわれず、移動する生活」
または、
「日本の企業に就職して、地元の三重でも、大学生活を過ごした鹿児島でもない、知らないまちで暮らすこと」
を思い浮かべていた。

しかし、

「田舎で、密な人付き合いを大切にしながら暮らす」


のも良いなと思い始めた。

きっかけは、フランスで田舎の暮らしを体験していることだ。
現在WWOOFingで、ブルターニュ地方の、カキ養殖場や農園に滞在している。
たいてい、農園や家の周囲には、本当に何もない。街に行くには車で15~20分ほど走らなければいけない。
不便そうだし、遊ぶところも何もないが、みんな本当に楽しそうに暮らしている。

それは、常に人同士のつながりが非常に密だからだ。

毎日、誰かしら近所の人や友達が家に、ふらっとやってくる。
そして一緒にご飯を食べる。たまには、来た人も一緒に働く。

ブルターニュの田舎は、こうした密な人間関係で成り立っているようで、遊ぶ場所が無くても、街が遠くても、生活が非常に楽しそうに見えた。

そして、私も、このように、同じ場所で長い年月を経ることで培われる、人付き合いを、大事にしていくのもいいかもしれないと思った。

もちろん、今までの「外に出たい」という気持ちも大事にしていきたいが、

「田舎で、一次産業に携わりながら、沢山の深いつながりを持つ」
という選択肢も自分の中で生まれたようだ。

これからどうなるんだろう~。


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