留学生活半年を終えて
1月8日にフランスに到着してから半年が過ぎた。丁度残り半年だ。
今のところこの留学生活で人生が変わったという経験はない。
そもそも海外で人生が変わるという話をたまに聞くが、そんなことあるのだろうか。私も中学生ぐらいの頃は、海外に住んだり、旅をしたりすれば、人生が変わると思っていた。
しかし、海外に来ても、人生なんて大きくは変わらないと、今思う。
実際は、生活の一部が、無意識に少しだけ変化するのではないだろうか。
今までの日本での暮らしは、昔からよく知っている食べ物や生活用品で、慣れたほとんど変化のない暮らしだった。
しかし、一歩海外に出てみると、ほとんど全てが新しいものだ。
さらに、寮から一歩出て、フランス人家庭の家で暮らしてみると、習慣や食べ物の調理の仕方など、より全てが新鮮に感じる。
例えば、
朝ごはんはフルーツとパンと甘いジャムやペースト。
料理に、青じそではないハーブをよく使う。
メロンは前菜。
コーヒーはエスプレッソ。
ドレッシングは手作り。
朝起きたらビズ。
習慣や食生活の小さなカルチャーショックを受け、
自分の生活習慣に少しずつ浸透していくことで、
無意識に自分の人生や生活が、海外生活によって変わっていくのではないだろうか。