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「日常」というランニングマシーンが壊れたら、迷わず降りる準備を!

全速力で日常を送れと言われても、最後は日常が消えて、死ぬだけな気がします。

緊急事態宣言が解除されて、店舗営業が復活する飲食店が出て来たりと、一歩一歩日常の活気に向けて動き出していますね。

大変な人もたくさんいる中であまり大きな声で言えないけど、通学通勤の再開がしんどいし、もう少し緊急事態宣言をやっててほしいという方もいるかもしれません。

緊急事態宣言が解除されて、別な緊急事態へ向かっていく気持ちはありますね。極東の島国は奇跡的にコロナを「抑え込んだ」が、島国自体が実はじわじわ海に沈んでいく船だった!みたいな。

(多分無理だけど)私の会社でもコロナ前の予定にそって一応仕事を進めるみたいで、これから忙しくなりそうです。

かなりの会社が、そして経済、社会活動のかなりの部分が、元のペースに戻りたがるのではないでしょうか。元のペースに縋り付こうとするのではないでしょうか。ボロボロの帆にしがみ付いて破けたらどうするんでしょうか。

オリンピックをいまだにやりたいなんて、本当に元あったパッケージにしがみ付きたいという危うい願望を感じますね。

多分、少なくない人が、各自の生活の場の、「元のペースで生きねば!!」という雰囲気を感じ、悩んだり苦しんだり、付いていけなくなりそうになると思います。

もちろん相談できる親しい人がいるとか、そういうことも大事ですが、(私も緊急事態宣言中は色々な近しい人にかなり助けられました)どこかで自分の意志により逃げる、という選択肢を持っておく必要はあると思います。

最悪会社を辞める、学校に行かない、長らく続けていたことを一旦やめる等、簡単にできない人もいるでしょうが、できもしない「普通」と書かれたランニングマシーンの上で死なないように、どうか胸の中に、「私はいつでもこれを引けるぞ」というトリガーを!!!

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