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林家木久蔵一門会の思い出

 林家木久蔵一門会に行ったときの思い出を書きますね。

 まだ木久蔵さんが「木久扇」という名前になる前です。あるとき、笑点で木久蔵さん(木久蔵と言ったら、初代の木久蔵さんを指します)が、一門会の宣伝をしていたのです。すぐ近くの演芸場。仲間を誘い、チケットを買って、3人で聴きに行きました。

 まず、行ってみると、木久蔵さんが、木久蔵ラーメンを売っています。「笑点党」とかいうたすきをしていました。木久蔵ラーメンは、ほんとうにお弟子さんたちが、落語と落語のあいまに、しきりに売っていました。私の友人のひとりは、買っていました。

 一門会ですから、木久蔵さんの一門のお弟子さんが、つぎつぎと出て来ては、落語を披露していました。みなさん、まくらは自由に話していましたが、ちゃんと落語を話していました(当たり前なんですかね。ほとんど詳しくない道なので、なんともわかりません)。覚えているのは、きく姫さんが満面の笑みでしゃべっていたこと(そのころ、「週刊こどもニュース」のおかあさん役として、おとうさん役の池上彰さんと共演していたと記憶しています)、きくおというのは木久蔵さんの息子ですが、のちに真打になったときに木久蔵を襲名し、木久蔵は木久扇になったと思います(すみません。クラシック音楽と違って、詳しくない分野の話を書いていますので、この記事が正しいことかどうかはあてになりません)。彦いちも覚えています。おもしろかったです。切り絵の人を除いて、落語をしゃべりました。最後が木久蔵さんの出番でしたが、木久蔵さんだけ、落語ではなく、おしゃべりでした。とにかく、おもしろくて、自然と大笑いをしていました。音楽もそうですけど、生で聴くと、こうしてお笑いも、とてもおもしろいのですね(このときではないのですが、寄席で、「昭和のいるこいる」を聴いたことがあります。テレビで見ると、「のいるこいる」などは、あまりおもしろいイメージはないのですが、生で聴いたのいるこいるは、ものすごくおもしろくて大笑いした記憶があります)。

 ただそれだけの、内容のない記事で申し訳ございませんが、とにかくおもしろかったのと、ほんとうに木久蔵ラーメンはしつこいくらいに売っていることがよくわかったという経験でした。百聞は一見にしかず!

 以上です!

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