主語がない愛国保守 第117回 レミングする人々
議員が利益のために動くのはわかる。
田中角栄さんのように、新潟の土建を潤すための新潟競馬場やそこに通じる道のための予算を国からぶんどるみたいに。
しかし、それを露骨にみせない言い訳で日本列島改造論をぶちあげていたとしても
日本列島改造論それ自体が筋が通ったものであり、結果、日本のインフラが整備されたのであるから、素晴らしい政治家だと思う。
しかし、今のネットばかりに活躍をアピールする政治家は保守だろうがそうでなかろうが国益を損ね、混乱を招くばかり。
年金脱退一時金にしても、クルド問題にしても
キャッチーな特殊な事例をあたかも当たり前のように広めたり、やってますと見せかけ違う方に動いたり。
彼らが保守の政治家とみれば、疑問符ばかりだが
彼らがどこの利益のために動いているのだろう?という視点から整合性がある道筋を考えたら、自ずと正体がみえてくるのではないか。
政治家は素晴らしい人たちばかりではない。
地盤、看板、カバンの3つがあれば
誰でもなれる。
表に出たくない人、選挙権がない人のかわりに3バンを揃えてもらっているのもいるかもしれない。
左翼だけが敵。
と無条件に保守は味方だと解釈して、行動している自分自身を一度は問うてみる必要がある。
つか、ネットだけみないで地元の議員に飛び込めばいいのに。
楽して愛国ゴッコして、御高説。
それじゃフォアグラになるアヒル以下ですよ。
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