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選球眼の練習

 やはり、野球はホームランですね。甲子園もオリンピックもホームランの重要性をしっかり伝えています。

 しかし、指導者は、子供に「お前はまだ無理だから無理をするな」とホームランの魅力を教えない。そんな愚痴を言い続けて、早20年が過ぎようとしている。世の中にホームランの打ち方を発信して20年が経つけども、すこしずつ、野球界は変わってきているように思う。

やっと選手ファーストという言葉の意味が浸透し、真のスポーツマンシップを理解されてきているように思う。

未来の日本の野球は世界をリードし、牽引していくことは間違いない。が、ビジネスとしては、アメリカにはなかなか及ばないだろう。アメリカに追いつくためには、まずは、高野連の解体が必要であるけども、これを解体するには並大抵のことではないので、改革を願うばかりである。

さて、本題にはいりるけども、本来は意図していないことが、偶然に他の目的を達成すル手段につながることはよくあることなのだろう。今回のテーマ

「選球眼」についてであるが、動体視力の向上的なトレーニングはあるけども、スタライク、ボールの見極めのトレーニングはないに等しいと思う。また、選球眼を鍛える。というトレーニングをしているコーチも選手もいないのではないだろうか?

宮川理論も20年弱発信しているが、「選球眼」については言及はしていない。どちらかというと「正しいストライクゾーンを知る」、「正しい軌道を知る。修得すること」で、自然と身につくものだと思っていた。

 しかし、それもいけなかった。まだまだ私自身も既成概念から抜け出せないでいるのだろう。今回、バレルゾーンについて考えているとフトひらめいた。そもそもバットと打球の関係の話であるのだが、バレルゾーンというものは、バットに当たった打球の角度であるわけで、バットの軌道の話ではない。本来どのようにバットが移動したかが重要であるはずなのに、打球の角度だけに特化しているのは、正しいようで正しくない。それを特にひどいのがテレビなどで説明されるVTRである。

すべて腰のあたりのボールに対し、バットを地面に水平にして作成されている。あれでは、その高さのボールしか意味がないではないか。

そんな愚痴をおもいながら、本当のバレルゾーンのトレーニングをするためにある練習方法を考えたのだが、これが実際にやってみると、なんと、なんと、選球眼のトレーニングに応用できることを発見したわけだ。

 これは、山田代表に練習方法を伝え、実際に中学生に行っているときに見つけたものだ。なづけて「ゾーンスラ」だそうだ。(笑)

名前は、面白けども、かなり画期的な発見であったようにおもう。

今後は、さらに高校野球、大学野球などで試していきたいと思っている。

まだまだ、野球の世界は探求できる。宮川理論もさらに精進し、誰でも打てる。誰でも教えられる。誰でも学べる。理念を貫いていこうと思っている。

追記 待望の「宮川理論」打撃の教科書(仮)が10月8日に発売予定です。アマゾンから販売予定ですので、今しばらくお待ちください。

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