ボブ・ホーナー
これぞ、目指すべき御手本です。
不動の構えから、一気にスイングをしていく。
まさにバックスイングなんていらないことを証明しています。
静から動へ。究極の打撃技術だと思います。
34年前ちょうど私が高校生のころですから、記憶にありますけども、日本に来た初めて現役大リーガーと触れ込みとバッティングには驚いたのを覚えております。
何が凄いかといいますと。
先にも書きましたが、まずは構えです。
見てください。まったく無駄のない立ち姿です。
ここから、一気にスイングに入ります。
予備動作がほぼありません。
ボクサーのパンチで言うならば、ジャブのようなイメージでしょうか?
バスケットなどサッカーのように、相手を抜き去るときのような、間。というのでしょうか。
素晴らしいの一言です。
バックスイングや移動するために、予備動作をするだけ無駄なうごきだということを証明しているとおもいます。
実際は、私も修得しているので、彼の動きが良く理解できます。
実際に打球を飛ばすのに、力みはいりません。
力みとは、腕力です。どうしても握ってしまうのです。
バットは握らず、グリップエンドを投手方向にサッといどうさせてやれば、あとは勝手に連動して体はついてきます。
これが私の目指す理想のスイングであり、宮川理論の目指すところです。
打撃理論は沢山あるとか、自分にあった理論を選ぶなどおっしゃる方がおりますが、
私はそうは思わないのです。自分で選べるのであれば、そのまえに打っていると思います。
悩んでいるということは結果がでない。なんかおかしいと思っているからです。 自分ではどうしようもないからこそ、理論を学ぶわけです。
だから、わたしのように、打撃が見えているものからすれば、なぜ打てないのか?どうしたら打てるようになるのか?が一目瞭然です。
もちろん、サッと改善できる選手もいるし、時間のかかる選手もいます。
実際に実践で結果をだすためには、相手もいますし、チームの指導者もいます。
ですから、なかなか、結果に結びつかないこともありますけども、練習では気持ちよく打てるようになることは間違いありません。
これから、過去の野球から未来の野球へ、現在の野球を見ながら発信していこうと思っています。
マガジン開始によせて。
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