食品メーカー工場実習で私のせいで課長が契約社員にブチギレた話

こんにちは。シャーマンです。

これは、私が超ホワイト食品メーカーに院卒総合職で入社して数ヶ月後の現場実習での出来事です。

私は製造現場に放たれて、いつも通り現場の契約社員に、
「今日はよろしくお願いします。今日は何の実習でしょうか?」
と聞いたところ、
「今日は人が少ないからちょっと手伝って欲しい」
と言われ、パッケージングされた製品が流れるコンベアに連れて行かれました。

製品は下の写真のようなものです(写真はイメージであり、私はハーゲンダッツ勤務ではありません)。

業務用アイス

この製品の蓋にシールが貼ってあるのがお分かりだと思います。
このシールは機械で貼られるのですが、上手く貼られず、端が少しめくれることがあるのです。
「それを見つけた時に、手で押してしっかり貼る」という仕事を任されました。
クソつまんねえし、何の実習にもなりませんが、頼まれたので、黙々とコンベアを流れる製品を眺めていました。

1時間ほど経ったとき、現場を巡回していた課長が私に気が付き、
「なにやってんの?」
と言い、私は苦笑いしながら、
「めくれてるシールを見つけて貼ってます」
と言いました。

すると、課長は鬼デカい声で近くの契約社員を呼び、
「〇〇大院卒にこんな仕事やらせんな!!!」
とだけ言って、どっか行きました。

正直私も「こんな仕事」と思ってしまっていましたが、契約社員たちにとっては毎日やっている仕事の一つです。
それを上司に「こんな仕事」と言われるのは可哀想だなあって思いました。


おわり。


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