生産性の向上”パソコンスキルを磨け②”
第6回は第5回に続き、生産性の向上のためのショートカットキーの紹介です。特に{Windowsキー}関連のショートカットキーを紹介していきたいと思います。
{Windowsキー}+{D}
「ウィンドウを最小化してデスクトップ表示」のショートカットキーです。これは覚えると本当に便利、エクスプローラー、ワード、エクセル、インターネットなど複数のウインドウを開いているときに、一つひとつ最小化しなくても{Windowsキー}+{D}を押せば、一発でデスクトップを表示できます。
{Windowsキー}+{E}
「ファイルエクスプローラー起動」のショートカットキーです。「マイコンピュータ開いてもらっていい?」と聞かれたときに、デスクトップのコンピュータをクリックしなくても{Windowsキー}+{E}でコンピュータを開くことができます。これも便利。
{Windowsキー}+{↑}、{Windowsキー}+{↓}
「↑」は選択中のウィンドウを上半分にする。「↓」は選択中のウィンドウを下半分にする。
{Windowsキー}+{←}、{Windowsキー}+{→}
「←」は選択中のウィンドウを左半分にする。「→」は選択中のウィンドウを右半分にする。これらは画面を並べて作業をするときに、ウインドウを選択して、マウスで大きさを変えなくても、自動で見やすく画面を分割表示することができます。
{Windowsキー}+{L}
画面ロックです。個人情報を扱う部署などは離席のタイミングで{Windowsキー}+{L}を押して離席することで、画面をロックした状態にして離席することができます。モラルが高くなる。
{Windowsキー}+{I}
「設定」アプリ起動。Windows10になってから、プリンタの設定画面を開くのがすごく煩雑になりました。{Windowsキー}+{I}で設定画面が一発で開けるので、時短になります。
{Windowsキー}+{R}
ファイル名を指定して実行です。あまり知られてないかもしれないですが、私は ちょっとメモしたいなってときに{Windowsキー}+{R}を押して「notepad」と入力して「メモ帳」を開きます。「mspaint」と入力すると「ペイント」が開きます。「winword」で「ワード」、「exel」で「エクセル」、「calc」で「電卓」が起動します。直接ファイルを開くためのコマンドなのでまだまだあると思います。私が使うのは上記のものかな。
以下のものは、今まで紹介したもの以外でFRTが使っているショートカットキーです。
「Tab」、「Shift」+「Tab」
役場の仕事にはシステムへのデータ入力作業があります。データの入力箇所をマウスで選択して、入力して、次の入力箇所を選択して、入力してなんてやっていたら、日が暮れてしまいます。次のデータ入力箇所に移動する場合は「Tab」をクリック、前のデータ入力箇所に戻る場合は「Shift」+「Tab」をクリック。効率化になります。
「Ctrl」+「Shift」+「Esc」
「タスクマネージャー」の起動です。ソフトがフリーズして無理矢理落とす際に「タスクマネージャー」を起動して落とします。画面全体が固まってしまって、マウスの操作ではどうにもならないという時なんかに使えます。
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」
強制終了のコマンドです。パソコンが動かなくなって、「タスクマネージャー」も起動しないときに使ってみてください。物理的に電源を落とす前に使ってみる価値のあるコマンドです。
「PrntScr」
画面コピーのコマンドです。「PrntScr」 → {Windowsキー}+{R} → 「mspaint」 → {Ctrl}+{V} という一連の流れで「表示されている画面」を「ペイント」に貼り付けで画像で保存することができます。マニュアルを作成するときに使えますね。「Alt」+「PrntScr」で選択中のウインドウを画面コピーできます。
※職場によっては画面印刷のアプリが入っている可能性がありますので、注意していください。
「Alt」+「←」、「Alt」+「→」
エクスプローラーやブラウザで「Alt」+「←」は「戻る」、「Alt」+「→」は「進む」のコマンドになります。このコマンドについては、少し高価なマウスを購入し、マウスのボタンに登録することをオススメします。マウスのボタン登録は使用回数が多いので、効率化に繋がります。
以上となります。ショートカットキーはたくさん存在し、5回・6回で紹介したのは一部になります。ぜひご自身でも一度、調べていただいて、「パソコンスキル」をアップし、生産性の向上を実現しましょう。
第7回は生産性の向上というテーマで「整理整頓」について事例を交えて説明したいと思います。