どういう時にお金を使う?
私を含め、世の中節約志向だ。
給料が上がらないのに、物価が上がる。
手元に残るお金は減るばかり。
そうなると、否が応でも出費の見直しをしたくなるのが常。
ずっと付けているエクセル家計簿を改めて振り返ってみたところ、
何と!思ったより貯まっていない事を知った。ショックだった。
でも、見直してよかった、事実を知るのは良い事だ。
それから、お金の使い方に少しだけシビアになってきた。
あ!いいな、美味しそうだな!と思っても、ぐっとこらえている。
皆が、珈琲ショップに行かない訳は(紙パック珈琲を冷蔵庫から出してマグカップに注いでいるY君とか。。。)気持ち分かる。
一応製造業に携わっているので、買ってもらう為には何をするか?をよく考える。値段に見合った価値、それ以上の価値のあるもの。
そうでないと消費者には見向きもされない。
先日、お気に入りの焼き肉屋に行った。
ここ、少し高いけど前回行ってとても美味しかったから、再訪問だった。
到着して異変に気付く。何故か一番乗りの私たち。
営業時間が変わったのか?とその時は思っていたが、一行に席は埋まらない。前回迄は満席、入れない人も居るほどだったのに。
メニューの値上げがされたかどうかは頻繁に来ていないので分からないが、
この違い何?と思っていたら、理由が分かった。
ハッキリ言って味が落ちた。
多分、肉の質を落としたのだろう。何を食べても??だった。
値段変えずに質を落としたのか。値段を上げても質を落としたのかは分からないが、皆味には敏感だ。これなら、安いチェーンの焼肉屋で十分だ。
今までのあの美味しさだったから、少し高くても来ていたのに。
この価値ではあの値段は出したくない。
多分、皆そう思ったんだと思う。
消費者ってシビアだなあ、そして正直で怖い。
世の中節約モードだけど、価値のあるものには払う人は居る。
そう、私だって。
今日は美味しい焼肉!!奮発しちゃう!と満足する為にお金を払う。
でも、その満足が出来ないのであれば、払いたくない。
ますます財布の紐が固くなる。