平凡な毎日が幸せだということ
40歳 独身 会社員
実家暮らし
恋人はいない
毎日めまぐるしく
仕事いって帰ってきて
ねて、おきて、仕事いって
休みの日は寝て
のんびり
それが平凡で
でもなんだかものたりなくて
恋人をさがしたり
旅行にいってみたり
平凡じゃない毎日をさがしてみたり
平凡ってなんかつまんないし
埋もれる感じがして好きじゃなかった
髪型は奇抜で
服装も年齢の割には
超カジュアル
大人らしくない感じ?
変わってるって言われるけど
それが平凡じゃなくて
少しだけ安心してた
だけど
病気になって
ひとり病室にいたときに
もう平凡ではないんだなって
おもったら
平凡な毎日がいいなって
病気が治ったらなにがしたいですか?っていわれたときに
平凡で当たり前な
毎日に戻りたいです
それが一番初めにでてきた
平凡なんてつまんないって
おもってたけど
平凡に暮らせることの
尊さを
非現実的な病気になって
痛いほど感じた
だから、人に対しても
辞めたいって人がいたとしても
生きてたらいいよって
おもうようになりました
極端だけど(笑)
好きにしたらいいよってことではなく
放り投げたわけでなく
嫌だ、病んだ、もう辞めたい、死にたい
ってなるくらいだったら
大切な自分の人生だから
平凡に過ごせることは
幸せなことだから
自分をご自愛して
過ごせた方がいいよ
って
あなたが生きて
普通に過ごせたらそれでいいんです
生きていれば
嫌なことも沢山あるけど
生きているだけで
嬉しいことや楽しいこと
新しい出会いも
たくさんの感情にも
出会えるのです
こなすだけの日々だった
消費されるだけの毎日だった
当たり前で平凡な1日が
大切なものになりました
生きてるだけでまるもうけ
誰かの言葉
スっと染み込みました