コンディションが悪いとはどういうことですか?
僕はコンディションを3要素で4分類しています。
それについて詳しくは記事にしてあるのでこちらをご覧ください。
それを踏まえ、実際のクルマを目の前に「コンディションの良し悪し」を言及するときに、具体的に何を重要視して判断しているか解説します。
汚れていてもコンディションが良いはあり得ます。
キズだらけでもコンディションが良いはあり得ます。
ですが、染みになってしまったらコンディションは悪化しています。
なぜこのように判断するのか、ちゃんと意味があります。
施工性と仕上がりに一番影響を与えるからです。
・マイティ3の伸び(同じ量でも施工面積がかなり変わります)
・マイティ3の消費量
・施工時間
・施工時の摩擦音
・仕上がるまでに必要な擦るチカラ加減と擦る回数
・ツヤ感
・ツルツル感(つまり汚れの付きにくさや落としやすさ)
・撥水の持続性や均一性etc
手間がかかるわ、面倒くさくなるわ、テクニックが必要になるわ、仕上がり切らなくなるわ、良いことが一つもないそれが「染み」です。
これはマイティ3だけの話しではなく、他のワックスやコーティングでも同じです。
僕が言う染みとは、大きく分けて2つに分類しています。
◉染みのように見える汚れ
◉本当の染み
その中でも「染みのように見える汚れ」はまだ救いようがあります。
上記写真の右半分をマイティ3で施工済ですが、本当の染みになる前に手を打てたのでほぼ取り除ける結果となりました。
(画像をクリックするとYOUTUBE動画を見れます。)
しかし、本当の染みになってしまったら終わりです。
研磨するしかありません。
なぜなら染みとは物理的損傷(劣化)だからです。
ちなみに「染みのように見える汚れ」と「本当の染み」の区別は、施工してみてはじめて分かる結果論です。
施工前に見抜くのは基本的には不可能です。(相当悪い場合のみ分かるだけ)
今現在、あなたのクルマが上記写真のような感じで染みになっているとしても、それが取れるか取れないかはやってみないことには結論が出ないということです。
これを勘違いしてはいけません。
これが分からないとなると、美観維持の本質を理解していない上に、見た目に騙されているだけとなります。
僕の言っていることやマイティ3に対して、何をどう思おうと個人の勝手です。そしてそれらに対して好き勝手に書いてあるのがアマゾンレビューです。個人の公開日記帳のようなものだなと思っています。
なので僕も勝手に言わせてもらいます。
上手くいかないのはコンディションが悪いです。
そのコンディションにしてしまったのは誰ですかね?
洗車をサボったもしくは間違った洗車をしてきたツケを清算できる洗車用品なんてものは存在しません。
唯一、研磨のみがコンディションをリセットできます。
自分のことを棚に上げて他人のせいにしたり商品のせいにしたりするのは勝手ですが、それではいつまで経ってもたかが染み程度のことすら解決できませんよ。
僕は美観維持に松竹梅とレベルを設けていますが、染みにしている時点で一番下の梅レベルですらありません。
足元に生える草レベルです。
コンディションが良いと、マイティ3で施工した場合、キレイにしか仕上がらないです。コンディションが良いとはそういうことです。
何かが残っているからこそ何かが起きます。
何も残っていなければ何も起きません。
緩やかな劣化しか起きないはずです。
汚れが残っているからこそ、染みになる訳です。
マメに洗車しているだとか、丁寧に洗車しているだとか、言い訳してくる人がいますが、何かが起きているということは何かが残っているからです。
それが現実です。
美観維持を目指すなら、その現実を受け止めることから始めるしかありません。
だったらどうすればいいかなんて答えは分かり切っています。
だからこそ本質と定義しているんです。
低評価のレビューは本質に従って美観維持していない場合の見本市として有効活用させてもらっています。
そして美観維持の本質に気付いている方、学ぼうとされている方、そうした多くのお客様の学びの場にもなっています。
ありがとうございます。
ご覧いただきありがとうございました。サポートしてくれた方のメッセージ読ませてもらっています。洗車のプロである僕が「何を見ていて」「それをどう判断し」「行動に移すのか」、YOUTUBE動画では解説し切れない頭の中のことをアウトプットすることで皆さんの参考になればウレシイです。