「【トップ直撃】世界で『一番働きやすい職場』を作る秘訣」NewsPicks 2022/9/25
【記事の要約】
顧客管理システムを手掛ける米HubSpotは、「働きやすい職場ランキング」でトップ付近を推移している。CPO(Chief People Officer)のケーティ・バーク氏によると、コアとなるカルチャーコードを公開しているのは、実際に約束を実行できる企業は少ないが、HubSpotが毎日約束を実行できるという遂行力に賭けるためである。また、カルチャーコードは、万人受けするのではなく、線引きして他との区別を明確にすることが重要であり、カルチャー作りでは、声の大きい人以外も活躍できることを目指している。国際展開では、各国の拠点を「双子」ではなく、「兄弟姉妹」として捉え、本社と似たルーツはあるが、カルチャーは別であってほしいと考えている。
【私の考え】
HubSpotのカルチャーコードは、100ページを越えるスライドで公開されている。企業と社員の相性を採用段階で双方が見極める上で、最大限具体的に示されていることで、ミスマッチがないことが働きやすさの最も大きな要因だと考えた。また、差別化が難しいと言われる業界の企業は、製品、サービスばかりに目を向けず、カルチャーによるヒトの面での差別化に力を入れることも重要であると考えた。