なぜ絵画が無くならないのか
さて、最初に話しておきますと、この記事一回消えてるんです。。。間違えてリロードボタンを押してしまい消えました。。。
でも負けません。
書きます!
今日もスタコレのレッスンだったんですが、その中のデッサン演習で、なぜ絵画が無くならないのか。という話をしました。
だって、正直に言うと写真の方がリアルじゃん!って思う人、多いと思うんです。
僕ら絵画を専門にしている人間も、描いたものを『え!すごーい!写真みたい!』と言われる事、多々あります。
そして実はとっても嬉しくない言葉なんです。w
【絵画は写真を超えられるか?!】
前置きは二度目なのでカットします。w
写真に無くて絵画に無いもの。
なんだと思います?
これ、実は1個じゃないんです。でも、その中でも代表的なものを言うと、『タッチ』です。
『タッチ』と言うのは、デッサンで言うと鉛筆を動かす方向。どのように鉛筆を動かすとその形態を表現出来るのか。と考えて鉛筆を動かすんですね。
これに対して写真は、この『タッチ』が存在しません。色の階調だけで描かれているので、実は情報量としては優れたデッサンよりも少なかったりします。
人の目は線の動きを追う習性があるので、例えばカーブした線が数本並んでいるだけで、そこに曲面を想像します。
だからこそ、デッサンのタッチは重要なんです。
ただ、だからデッサンの方が優れている!とは安易に言えません。
カメラの素晴らしさ。それは手軽さです。
もちろん様々な表現方法もありますが、それを考えなければ誰でも思い描いたように写し取ることができる。
デッサンはめちゃくちゃ訓練が必要ですからね。w
結果、何が言いたいの?と思っているでしょうが、比べるだけ無駄と言う話です。
絵画と写真、これはそもそも比べるべき物ではありません。
どちらも良さがあり、どちらも欠点がある。
その中でも、こっちの方が良い部分があって、あっちの方が優れている部分があって。そういったことを子ども達にも色々伝えられたら楽しいなと思って今日は熱弁しました。w
とは言え僕は絵画寄りの人間なので、実は絵画の方が優れていると思い込みたいです。w