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ARMY先輩に学ぶヲタク講座-①

忘れもしない2021年3月12日、突如 “沼落ち” した新規ARMYです。

人生これまで、アイドルや俳優さんのファンになったことがなく(好き、くらいはある)、さらに“沼落ち”したのがかのBTS(K-POP)でして。
ARMY(BTSのファンの名前)としての作法、振る舞いに慣れていないどころか、いわゆる “ヲタク” 界隈にも疎く、SNSなどで出会う先輩方とのコミュニケーションの距離感、知る情報の読解にアタフタすることが続いています。

★BTS用語をあつめてみる[適宜更新]‐BTS新規ARMY活動記

BTS(防弾少年団)にまつわり出会った言葉は、こちらで列挙しています。
「BTS用語」というより「新規ARMYのBTSを知る道程」になっています。
 ↓ ↓ ↓ 

一方今回は、BTS(防弾少年団)に限らず、というか少し離れて小耳にはさんだ周辺 “ヲタク” 界隈の用語をまとめていきたいと思います。
あくまでも自分自身の学習用…( ..)φメモです。
あまりにも新鮮過ぎて書き留めておかないと覚えられませんので…。

ここに挙げる言葉を、暫定的に “ヲタク” 用語としましたが、このカテゴライズが合っているかどうかわかりません。とかくSNS上では文字数の関係があってか、先輩方はやたらと略語をお使いになります。
はたして、その略語がどうやって生まれたのか(原文がなになのか)、いつごろ生まれたのか、正解(メジャー)なのか…わからないから、まいってしまいます。
それを信じるしかないのです。
もしかしたら、使う用語によって “ヲタク” の熱量、世代やセンスが露になるのかもしれません。それほど、“ヲタク”コミュニティは細分化されており、知識の量の多寡には差があるようです。

さて、前置きはこの辺にして、“ヲタク”の世界に飛び込んでみましょうか。
列挙まとめをするなかで、新たな発見があるやもしれません。
(間違いやニュアンスのズレなどがあればご指摘いただきたいです☺)
なお、この用語集は、適宜追記していきます。常にアップデートしていきますのでお楽しみに。

“ヲタク”用語を拾ってみた。

まずはここから...。

オリキ

「追っかけ」に「力」を入れること。
「オっかけにリキを入れる」=「オリキ」。

あえて言葉が出来ている(使われている)ということは、その状況は頻度高く出現し、その状況を定義する必要があったのでしょう。
「追っかけに力入れるタイプのヲタク」と「追っかけをさほど重要視しないタイプのヲタク」が、ある程度区分けをされるのでしょうね。
「追っかけに力を入れるタイプのヲタク」同士なら理解しあえること、「追っかけをさほど重視しないタイプのヲタク」とは分かちえない価値があるのでしょう…特に「時間」と「お金」なのでしょうかね。
(躊躇なくタクシーに乗れるか、遠征のホテル代や深夜の出待ちに耐えられるか、など?)

「私、“オリキ”だから」と自己紹介されたら、「私も!」となるか「いや、私“オリキ”じゃないんで」となるか、その段階でぴゅーっと互いの距離感が出来てしまうかもしれない。また、深い共感が生まれるかもしれない。

同じ“ヲタク”でも、さらに細分化してラベルづけ。
ここを間違えると、コミュニティでの居心地が随分と違ってくるのでしょうね。

バンギャ/バンギャル

ヴィジュアル系バンドのファンである女性。
バンド・ギャル。

これは、実際に仕事上の自己紹介で聞いたことがある用語です。
「私いわゆる、バンギャなんですよね」と。

「そうなんだ…バンギャなんだ」とわかった風に返したものの、バンド=ロック・バンドから、さらに細分化された「ビジュアル系バンド」のファンのことを指す、というところを注意すべきででしたね。
一歩踏み込んで「誰のファンなの?」と勇気をもって聞いてみたものの、答えてくれたバンドの名前らしきものは、聞き取りすらできませんでした…「ビジュアル系バンド」のバンド名は難しい。
聞き取れもできず、文字で見たところで正しく読める自信もありません。

ですので、「私、バンギャなんですよね」と自己紹介してくれた方とはその後、若干の距離を保っております。いえ、「バンギャ」だからではないです。一度聞いてしまったその方がファンであるバンドの名前を再現できないからです。「あーあのバンドのファンだったよね…えっとなんだっけ?」となってしまうのが目に見えているからです。

ガチ恋

本気で好きなこと。
ガチ(本気)で恋をしている。
ガチ(本気)で恋人(だと思っている)。

K-POP界隈で「リアコ」という言葉を覚えました。
「リアルに恋している」=リアコ。

K-POP界隈で知った「リアコ」ですが、「リアコ」がそのほかのファンと区分されているのに驚いたものです。
なぜなら、「ファンはたいがい恋に落ちている状況」なのだと思っていたから。
でもそこに「リアルに」「本気で」の境地があることを、知らされたのです。
「え、アイドルに“本気”で恋しているってどうゆう状況?」

たとえば、
・ファンとしてではなく、彼氏、彼女の関係の状況にある(と思っている)
・1対1のコミュニケーションの体裁ととらえている
・同じアイドルのファンの存在を認めない(被ることを許さない)
・すべてのメッセージが自分だけに向けられているものと思う

いうならば「アイドルという職業をしているその人に恋をしている」という状況なのでしょうか…(いや、そう単純に定義できるものでもないのが難しいところ)。

スマホの小さな画面で見るアイドルの笑顔は自分だけに向けられているものだと思えるし、自撮り画像や配信はまさに恋人に送られるかのように魅惑的です。そのコンテンツに没頭すればするほど「1対1の関係」であるように思えるのは仕方がありません。
特に、スマホの縦画面で配信された動画を見た時にゃあ…あぁぁぁ!です。

それはまさに “マルチバース” =複数の宇宙=いくつもの世界を内包する自分、です。
アイドルのファンである自分の世界と、
彼(アイドル)が自分だけに語り掛けチャットし合っている世界と、

“ヲタク”は常に“マルチバース”を生きている。

「ガチ恋」も楽しんだもの勝ち!そう楽観的に思うのです。

スパダリ

スーパーダーリン。
理想の彼氏。
理想の条件を備えた異性(男性)。

あえて調べてみるまでは、「とっても疲れる」「超絶面倒くさい」ことなのだととらえていました。「スーパーだるい」と。
ところが全然違っていましたね。

「スパダリ」は、いうならば「イチオシの人」。非の打ちどころのない自分にとって「スーパー」な存在。
「最推し」という言葉もあるようですが、はて、その違いはあるのだろうか?

※補足|コメントをいただきました。
「スパダリ」の「ダーリン」には、特に“包容力”や“余裕がある”といったニュアンス(性質や関係性)が含まれるのだそうです。
「スーパー=圧倒的」に完璧で。すべてを引き受けてくれ、包み込んでくれるパートナー(理想の男性像)ということでしょうか。

また、気になったワードがあればアップデートしていきますね。
ご意見もいただければ嬉しいです。

引き続き、よろしくお願いいたします。


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