👶🏻 3ヶ月
あっという間に3ヶ月。
元気に育ってくれているモンキー。
体重 6kg
身長 60cm
小柄な方かもしれないが、
基準値の範囲の中。
順調と言っていいだろう。
正直に言えば、
赤ちゃんとの生活は大変だ。
そりゃぁもう本当に大変だけど、
我が子は、想像以上に愛おしく、
モンキーを迎えられたことは
自分の人生の中で最高の幸せだと言える。
イースターを境に、夜はひとりで4〜3時間続けて寝てくれるようになった。
夜中も2時間おきにしていた授乳は、
0時前後と朝方の2回だけでよくなり、
母はとても楽ちんになった。
日中は、一日中ぐずぐずの日もあるけど、そんな日も少なくなってきたし、
最近は声を出して笑ったり、
ンクー とか アプ とか
赤ちゃん語で会話みたいなこともできるようになった。
モンキーは、先天性食道閉鎖症で
生まれてきた。
生まれてすぐに、看護師さんが
モンキーの呼吸音がちょっと変だと気づいてくれた。
簡単な検査のため、誕生から1時間後には
新生児の ICU、NICU に連れて行かれた。
夜中3時頃、NICU のスタッフの人が、
モンキーは手術が必要で、
NICU に入院になるとワタシたちが休んでいたリカバリールームに伝えにきてくれた。
なにがどう悪いのか、
夜中なので外科医がいないから正確には伝えられないが、
朝になったら外科医が来て診てくれるから、
いまはとにかく朝まで休むように、
と告げられた。
そんなこと言われて眠れるはずもなく
( 夫は寝てたけど 笑 )、
5時には ワタシひとりで NICU へ行き、
たくさんの管につながれたモンキーに会った。
健康に産んであげられなかった。
こんな小さな子に、手術を受けさせなければいけない。
涙が止まらなかった。
生後3日目に手術を受けて、
10日目までは口から食べることが出来ず、
母乳を口にできたのは11日目だった。3月頭にはもうひとつオペを受けた。
ワタシたちが住んでいるところは田舎だけど、
こどもの医療に関してはとても整っていて、
ドクターたちはとても優秀だし、優しい人が多い。
モンキーはとても強い子だ!ものすごくがんばったよ!と言ってくれた。
先天性食道閉鎖症を簡単に説明すると、
「 食道が胃につながっていない 」状態で生まれてくる Birth Defect だ。
1/5000 の割合で起こるらしい。
数字だけ見るとものすごくレアってわけでもない。
妊娠7週あたりで食道が形成しはじめるらしいのだが、
その時に異形が発生し、エコーで見つかるのはけっこう稀なケースで、
大体は生まれた時にわかるようだ。
60年くらい前にこの状態で生まれた赤ちゃんは、長く生きられないケースがほとんどだったようだが、
いまでは、医療の介入を得られれば生命を危ぶまれるようなものではなくなったと言われている。
モンキーの場合は、タイプCと呼ばれる最も多い異形成のタイプで、
心臓などとの合併症がなく、
不幸中の幸いだった…。
この記事を書いていたのはもう1年以上前で、
現在のモンキーはそろそろ19ヶ月。
めちゃくちゃ元気に育っている。
最近のモンキーについてはまた改めて。